征服によって拡張を続ける帝国には、世界最強と謳われた精鋭騎士団があった。
その一員であるフリドゥリクは、帝国に仕える騎士である。
帝国が行う侵略と虐殺を理解しながらも、彼は疑問を抱いたまま剣を取る。
主神の翼を背に、勝利なき戦場へ向かう騎士たち。

語られなかった一人の生と死だけが、やがて帝国の神話の陰へと静かに沈んでゆく――。

※本作には戦争・殺傷描写があります
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