代々高級軍人を輩出した四国某地方の名門、越智家も今は昔。
越智家には跡取りはおらず、家守の老婦人がひとり住むばかりであった。

九州の分家から里帰りということで夏休みに越智本家を訪ねた越智桂馬。
物々しい本家に宿泊したその夜更け。隣の部屋から息子の将が誰かと話す声がする。
おそるおそるふすまを開けるとそこには・・・
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