数十年前。
アクシオンゲート最強のKING、レヴォル=アルトルは姿を消した。
残した言葉は、たった一つ。
「飽きた」
それだけだった。
誰も理解できなかった。
何不自由なく頂点に立つ男が、なぜ消えたのか。
なぜ仲間を置いていったのか。
なぜ何も語らなかったのか。
そして現在。
現アクシオンゲートのKINGシオンは、未だ失踪した先代KINGを追い続けていた。
各地で囁かれる黒衣の旅人の噂。
人類史の狭間に現れる不可解な神域。
まるで誰かを拒むように閉ざされた夜の世界。
一方、その中心にいる男は今日も歩き続ける。
忘れていく記憶を抱えながら、そして誰にも告げられない理由を抱えながら。
これは、消えた王を探す者たちと、帰ることを拒み続ける王の物語。
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