名前: エルヴィン・フォイエルバッハ
所属: 禍の団『英雄派』(最高技術顧問 / 幹部格)
出自: 魔術師家系出身の青年
性格・人格:
一見、他人を実験道具として見るような歪んだ笑みを浮かべるマッドサイエンティスト風の青年。
しかしその本質は、「普通に人の心があり、非人道的なことを嫌う」極めて人間味のある倫理観の持ち主。
人間を拉致・改造・薬漬けにして使い潰すような外道を「美学の敗北」として激しく嫌悪する。
彼が本当に愛し、狂信しているのは「人間の意志が逆境を跳ね除け、泥臭く立ち上がり、知恵と工夫で無限の可能性を切り拓く瞬間」。
強烈な仲間思いであり、皮肉や屁理屈をこねながらも、傷ついた構成員や仲間を絶対に死なせない執念を持つ。かつて歪んだ思想を持っていた英雄派の若者たちを、その圧倒的な肯定と技術力で「フロンティアスピリット溢れる洗練された組織」へと昇華させた。
神器(セイクリッド・ギア)
『水晶生成(アスタリスクメーカー)』
使用者のイメージと魔力を元に、人間の魂の格を高める特殊な結晶『アスタリスク』を精製し、具現化する能力。
生成されたアスタリスクは人間(またはそれに準じる存在)が取り込むことで、アスタリスクに刻まれた『ブレイブリー』シリーズの「固有のジョブ(職業)」の能力、技術、そして固有の衣装(戦束)を瞬時に獲得・装着できる。
なによりの強みは
本来のゲームシステムと同様に「アビリティの付け替え」や「サブジョブの設定」が可能でこれにより、英雄派メンバーに爆発的な戦術シナジーを生み出す。
禁手(バランス・ブレイカー)はエルヴィンの周囲に巨大なクリスタルの神殿を展開する。『星々を巡る求道者の神殿(クリスタル・アスタリスク・パレス)』
この空間内では『ブレイブ&デフォルト(未来の行動ターンの前借り・貯蓄)』が可能になり、一回の行動で連続行動を叩き込める。
さらに周囲のアスタリスクが上限解放され、一般兵であっても上級悪魔や最上位存在に匹敵する「最上位ジョブ(魔人、皇帝、導師など)」の力をノーリスクで発揮できるようになる、人間賛歌の絶対結界。
なおこれを展開してない場合でBP消費技を使うと使用者はしばらくの間動けなくなるがサポートアビリティでのBP貯蓄は使える
人類というものは実にひ弱だ。
だってそうだろ?どんなに優れていたとしても悪魔や堕天使、天使などという圧倒的な種族差には神器を持たない人間など、塵となる
だが、もし……もしも仮に神器以外のもので覆せるとしたら?おっと、薬物とかドーピングとかじゃないよ?純粋に人に扱える……それこそ誰にでも使える外部からの力だったら?
僕が持つ神器、『水晶生成(アスタリスクメーカー)』はその誰にでも使えてなおかつ悪魔や堕天使、天使に人間が噛みつける力を与える。まあ与えるといっても力を譲渡するわけではなく『水晶生成(アスタリスクメーカー)』で産み出す水晶……ジョブと呼ばれる力が宿るアスタリスクを使うことでそのアスタリスクに宿るジョブ……例えば己の肉体で戦うモンク、この世界の魔法とは違う体系の黒魔法を得意とする黒魔道士、回復を専門とする白魔法を扱う白魔道士、その鉄壁の防御で仲間たちを守るナイト、まあ他にも様々な種類があるが割合させておこう
僕の神器はそんなアスタリスクを作り出し人類の可能性を見せつけるある意味では人間の力を最大限に引き出せる力を産み出すものだ
だからだろうか、彼らに、禍の団の一派閥である英雄派にスカウトされるのは必然だった。
―――――
「エルヴィン、少し良いか?」
英雄派のアジト、そこに備え付けられた一室、そこには橙色の水晶が部屋中に飾られていた。
その中心、椿色の髪に眼鏡をかけ、だぼっとした白いポンチョを纏い、その下には胸元に薔薇が差し込まれた赤いコートを着た青年が水晶を弄っていたが、男に呼ばれ振り向く
「曹操、なんのようだい?君の皇帝とソードマスターのアスタリスクの調整なら終わったけどまたなにか?」
「いや、お前の調整は完璧だ。話したいことは次の作戦のことだ」
そう言いエルヴィンと呼ばれた青年は男……英雄派の首魁、曹操へと振り向く。曹操はその手に自らが持つ最上の神滅具『黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)』を肩に担いでいた。しかしその服装は煌びやかな中華の皇帝の衣装と剣聖の装束が合わさったものを身に付けていた
「あぁ、裏京都の八坂をさらいその生体データを得るための作戦か。いま、造ってる『妖狐』のアスタリスクを完成させるために必要なプロセスだからね。それのおさらいですか?」
「それは問題はない、ただ偵察シーフ部隊からの報告だとなんでも作戦当日はあの駒王学園の修学旅行があるらしい。むろん、そこにはあの赤龍帝とリアス・グレモリーの眷属たち、そしてアザゼルもいる。どうも八雲たち裏京都と三大勢力が同盟を組むために来るらしいとのことだ」
「……なるほど、遅かれ早かれ介入するのは目に見えてはいますか。ですがちょうど良いです」
カチャと眼鏡を押し上げエルヴィンは笑う。その瞳に燃えるのは野心、自分たち人間がアスタリスクの力で奴らに何処まで食らいつけるのか、そして奴らに人間の可能性を見せつけるまたとない機会だ
「曹操、ゲオルクやジャンヌ、ジークにヘラクレスに伝えてください。奴らに僕ら人間の可能性を見せつけてやるときが来たと」
「ああもちろんだ。俺たちが奴らに何処まで肉薄できるか楽しみだ」
お互いにそう笑い、彼らとの戦いを楽しみにする二人。
「あ、それとあくまでも生体データを貰うだけですので誘拐はともかくそれ以外のことは駄目ですからね?もし無理やり操って霊脈を掌握するような真似をするものなら僕は即刻、君たちとの関係を白紙にするからね?」
「わかっているさ。ちゃんと丁重に扱うさ。」
頼みますよとエルヴィンが言い終えた後に曹操は退出した。そうして再びアスタリスクへと向け、調整を始めるのだった。
「さぁ、ここからが英雄の……いや人間の反逆だ。楽しみにしてるが良いさ悪魔ども……!」
――――――
そして、作戦当日。無事に八坂の誘拐は完了し後は僕が彼女の生体データから未完成の妖狐のアスタリスクと共に調整し完成させるまで曹操たちが足止めする。真夜中の二条城で曹操たちは赤龍帝たちと戦っている。やはりというかやっぱり彼らにアスタリスクをあげたのは正解だったようだ。
曹操の皇帝とソードマスターが敵味方を強化させながらなおかつ構えの反撃で赤龍帝を追い詰め、ゲオルクが魔人と導師で『絶霧』以外の取り柄である魔法を底上げさせながら曹操をサポートしながらあのシトリー眷属の黒蛇使いを相手に、そして暗黒騎士とヴァルキリーのジークフリートがあのグレモリー眷属の聖魔剣使いの少年とエクス・デュランダルというものを携えた元教会の聖剣使いの女に対して身を削りながらもジャンプで一方的に攻撃し、ジャンヌが聖騎士と白魔道士の回復力と防御で転生天使の聖剣使いを翻弄し、そしてヘラクレスのモンクと海賊が北欧のヴァルキリーに対してデバフを与えながらその拳と神器『巨人の悪戯(バリアント・デトネイション)』で力押しする。
ふふっ……素晴らしい、実に素晴らしい!そんな光景を魔道ビジョンで見ながら僕は笑う。どんなに神器や種族差に優れようとやはり僕が信じる人間の可能性は奴らに食らいつけんだと!見たか、赤龍帝たちよ!そう思っていたのもつかの間だった
『召喚(サモン)!おっぱああああああい!!!!』
突然、あの赤龍帝が下品なことを叫んだかと思うと急に空が裂け、そこからなぜか下着姿のリアス・グレモリーが現れた。なんで?しかもあの赤龍帝、リアス・グレモリーに対して「乳をつつかせてください」とか抜かしやがってリアス・グレモリーも頬を赤らめて満更でもなく乳を晒した。なんで?しかも赤龍帝、素顔を晒してるから鼻血出してるのがわかるしなんなんだこれは?
しかも赤龍帝がリアス・グレモリーの乳をつついた途端、リアス・グレモリーが艶声をあげて飛び、消えたあと赤龍帝が急にパワーアップした。なんで????しかも鎧も変わっているし聞こえてる会話から察するに『王』の承認なしでプローモーションが可能となった形態になったらしい。いやだからなんでおっぱいで覚醒するんだ?バカなのか?死ぬのか?
そうこうしてるうちにあの赤龍帝は飛んでいた曹操をぶっ飛ばしだ。だがそこはジャンヌ。つかさずケラルガを曹操にかけながら皆の盾になるように前に出て『聖剣創造(ブレード・ブラックスミス)』で巨大な盾の壁を作りそこにランパードを二つ重ねかけするのは良い判断だ。だがさすがにマズいな。そろそろ潮時か。さいわい、『妖狐』のアスタリスクは完成した。もう彼女には要はない。気絶してる彼女の拘束を解除し……まあがらにでもないがお姫様抱っこする。そして彼らの元へ
ちなみにここで僕のジョブ構成を説明するとメインを赤魔道士にし、サブにはビショップにしている。
この赤魔道士は白魔法・黒魔法を両方こなし、物理もそこそこ戦える万能職だ。一般的には「器用貧乏」と呼ばれるが僕が使うとなれば話は別。状況に応じて火力を出しながらデバフを撒いて、味方をサポートする「最適解」を常に叩き出す
そして、そして僕がこのジョブをメインに据える最大の理由は、赤魔道士の壊れともいえるジョブ特性アビリティ『リベンジャー』にある。これは敵からダメージを受けるたびに行動回数(BP)が回復するというものでそこに白魔道士とはまた別の回復の専門職であるビショップをサブにし、サポートアビリティにポストスクリプト、連続魔をセット。装飾句で白・黒魔法、そして神聖魔法にエンチャントして様々な効果を付与し敵を翻弄したり味方を回復させたりと戦場を支配するこの僕にぴったりなジョブアセットだ。
っと、そろそろか。どうやらジャンヌの壁は打ち破られ全員がアイツによって満身創痍と言ったところか……けど、僕は仲間を絶対に見捨てるようなことはしない
「いやぁ、実に見苦しく、そして同時に凄まじい執念だね、赤龍帝くん。まさか胸をつついて覚醒するなんて『美学の敗北』もいいところだけど……まさか悪魔の駒のルールまで書き換えてみせるとは。人間の往生際の悪さのデータとしては、満点をあげてもいい。──だけど、ボクの可愛い同僚たちをこれ以上傷つけられるのは困るんだよね」
急に現れた僕に対してアイツは大層驚いているだろう。それに八坂の娘、九重も母さま!と叫んでいる。……やっぱり気分が悪いな。いくら目的のためとはいえ親子を引き剥がすって言うのは……さっさと終わらせよう
「『ベネディクション・ブラスト』、さぁもう大丈夫だみんな」
そして僕は神聖魔法『ベネディクション』に装飾句『ブラスト』を付与し曹操たちを全快させる。たった一瞬で全員のダメージが全快したことにたいそう驚いてる赤龍帝に視線を向け、僕は自己紹介をする。
「はじめまして、今代の赤龍帝。僕の名前はエルヴィン・フォイエルバッハ。特にこれと言った英雄の血筋を引いてるわけでもその魂を持っているわけでもない。ただの技術屋さ。それと一つ言っておく。僕たちは別に彼女の尊厳を傷つけるような真似は一切していないさ。欲しかったのは彼女の『生態データ』だけだからね。──ほら、八坂さんは返すよ。……それと、お嬢ちゃん」
八坂を優しく起き距離を引いたあと九重に向かって僕は柔らかな笑みを浮かべ頭を下げる
「君の母君を怖い目に遭わせてすまない。これはボクたちのエゴだ、言い訳はしないさ。だけど、彼女の命も霊力も、どこも損なわれてはいないよ。無事に返せて良かった」
「ふっ、目的は無事に達成できたようだな。潮時だゲオルク」
そう言い曹操が大きな赤い二つに分かれた三角帽子を被り、白いコートを見に纏い赤い尻尾のようなものをつけたゲオルクに指示を出しゲオルクもまた神器『絶霧』を発動し僕らを包み込む。赤龍帝が待て!と僕らへ走り出すももう遅い
「それでは今代の赤龍帝、また会おう。次はボクが新たな極上の戦術をお披露目してあげるからね。楽しみに待っているといいさ」
僕の不敵な笑みを最後に、紫色の霧は一瞬にして収束し曹操たちと僕、エルヴィンは、塵一つ残さずその場から消失し、京都での戦いはこれで幕を閉じた。後に残されたのは、目覚めた八坂に駆け寄り泣きじゃくる九重と、人間の可能性の片鱗を見せつけられて驚愕する一誠たちの静寂だった。
ちなみに英雄派のジョブ構成と格好はこうなってます
曹操: メイン『皇帝』サブ『ソードマスター』
『皇帝』の煌びやかな中華風と『ソードマスター』の厳格な和風が混ざった戦装束。
ゲオルク: メイン『魔人』サブ『導師』
『魔人』の二股に分かれた大きな赤い帽子と尻尾に、『導師』の白コート。
ジャンヌ: メイン『聖騎士』サブ『白魔道師』
『聖騎士』の白銀のプレートアーマーと、『白魔道士』の猫耳フード
ジークフリート: メイン『暗黒騎士』サブ『ヴァルキリー』
『暗黒騎士』の禍々しい漆黒の甲冑とヴァルキリーの白銀の流線型鎧が合わさった姿。この時は顔が兜で覆い隠されている
ヘラクレス: メイン『モンク』サブ『海賊』
『モンク』の肉体美を強調する道着の上に海賊の眼帯とコートを羽織った衣装。
エルヴィン:メイン『赤魔道士』サブ『ビショップ』
ビショップのローブ風ポンチョを赤魔道士の薔薇の飾りがある衣装の上に羽織ってる