…それが間違いだった。
シド・カゲノー 視点
ある日、盗賊狩りをしていると夜空に流れ星を食べる黒いドラゴンが飛んでいた。
なので、捕獲してみた。
陰の実力者なら生物は飼い慣らしているものだ。
そして、それが凄ければ凄いほど陰の実力者っぽい!
まずは地上に叩き落とし、魔力を流してみた。
初めは苦しんでいたようだが、徐々に馴染んでいき、最終的には隷属関係を築くことが出来た。
モノは試しにと、前世のラノベにあったテイマーの真似事をやってみたら出来た。
どんなことを覚えさせようか…
小さくなったり*1、口からブレスを吐いたり*2、暴風を起こしたり*3、超高速で移動したり*4など結構できる、霞の龍よりは。
皆に見せたら驚くだろうなぁ…
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黒いレックウザ 視点
俺は色違いのレックウザに転生した元男、現無性のレックウザ(黒)だ。
前世の名前は忘れた。
呼ばれないし、自分の名前を意識するようなこともなかったからな。
技構成は『りゅうのまい』『はかいこうせん』『ぼうふう』『しんそく』の4つ。
誠に不服ながら、イカれ狂人な『ごすじん』にペットにされてしまった。
なんでレックウザにお手させるんだよ『ごすじん』…
そもそも、レックウザの姿見ていきなり殴りかかる奴があるか?
しかも、大体1000年でレベル90以上には確実でなっているはずなのにそこすらも貫通されたんだが?
齢15くらいの人間に…!
だが、『ごすじん』と少し過ごして分かった。
『転生者』兼『厨二病』だ…!!
しかも、言霊持っててストイック過ぎなやべー奴だ…!
何だよ魔力での肉体改造って…!
何だよ、核で燃え尽きないためには核になるとか…!
本当に核になったら消えてるだろ!分裂して!
まあ、そんなことは置いておいて…
待遇が良すぎるんだが…?
一人のエルフを除いて、皆超優しい。
隕石が俺の主食と知ると世界中の隕石を集めようとし始めるくらいだ。*5
過去に何かあったようだが、聞けないので撫でられることと守ることしか出来ないがな。
あとは特筆すべき点は俺以外のポケモンがいないことだな。
その代わりに『ごすじん』レベルの化け物がウロチョロしているのか…と憂鬱になったが、『ごすじん』レベルは『ごすじん』のみなようだ。
心底良かったと安堵した。
『ごすじん』にボコされた後はポケモンの習性として小さくなって小さくなって草むらに隠れたが、何故か見つかった。*6
その後は何故か『ごすじん』のことを『ごすじん』としか考えられなくなった。たぶん脳改造でもされたのだろう。
忠誠心は無いが子供を守る気はあるので離れる気は無いし、『ごすじん』が鈍感すぎてラブコメを野次馬してる気分になって逃げる気にならないというだけである。
頑張れアルファちゃん!
頑張れベータちゃん!
頑張れイプシロンちゃん!
くたばれイータ!なんで解剖しようとしやがる!やめろ!モンスターボール作ったことは感謝してやる。
最近の楽しみはデルタとの競争である。*7
アルファちゃんはデルタの知能よりも俺のほうが賢いと即座に見抜いたようでお守りをするように誘導された。
特にやることもなかったので構わないが…何故かデルタと『ごすじん』が一緒にいたらギャグ空間になるのは何故なんだ…
いや、『ごすじん』がいたら、どこでもギャグ空間にはなるか…
『ごすじん』の姉にも会ったことがある。
何故か『ごすじん』と関わりがあることがバレたので切りかかってこられた。なんなんだこの姉弟…
ディアボロス教団とやらの目的は知らないが、かなり滅茶苦茶なことをしているようなので、人の一生分くらいは守ってあげようと思う。*8
結論
ペットの立場は尊厳的に嫌だが、『ごすじん』たちは気に入っている。
…ペットの立場だけ辞めれない?
レックウザの実力は、やろうと思えば相打ちでシャドウを一時的に行動不能にできるものとする。