これは、自分が現在制作中のゲーム『変転の魔女 ―奈落都市グリンザ―』の世界と登場人物を描く短編集です。

奈落と呼ばれる巨大迷宮を中心に、富と欲望、祈りと呪いが渦巻く都市グリンザ。
流浪の魔女を母に持つ少年ユーリは、病に倒れた母を救うため、この町へ辿り着く。
しかし、母が遺したものは、返しきれない借金と二つの遺言、そして男と女の身体を切り替える秘術〈変転〉だった。

街では、亡き母の面影を宿す大人の女〈ユリア〉として。
人目のない場所では、幼さの残る少年〈ユーリ〉として。

二つの身体と一つの心を抱えた彼は、奈落に眠る魔女の秘密と、この町で生きる人々の運命に触れていく。

本編で描ききれなかった過去、ヒロインたちとの出会い、冒険の合間にあった小さな出来事を、一話完結を基本に綴ります。


ゲームを知らない方にも、短編小説としてお楽しみいただけるよう執筆しています。