最近鬼武者をクリアして武蔵さんが格好良すぎたので思わず書いてしまいました……主はFGOはミクトランまでしかやれてないので拙い所もありますがご容赦を…
続けるかどうかは決まってませんが読んでくれると有難いです。
武蔵さんマジ格好いいよね……
主は下手くそなので一閃は苦手ですが現在頑張って鬼殺進めております
義経さんより巌流の方が個人的に強い気がする
ビィィィィィッ!ビィィィィィッ!
『微小特異点の発生を確認した。『藤丸立香』及び『マシュ・キリエライト』の二人は直ぐに管制室へと来てくれ』
「またぁ…?最近多いよ……ふぁ…」
けたたましく警報が鳴り響くマイルームの中、橙色の髪を纏めた少女『藤丸立香』は眠い目を擦りながらもそそくさと戦闘用の礼装へと着替え、軽く顔を洗って眠気を覚ましてから向かう……
「お疲れ様です先輩!よく休めましたか?」
「おはようマシュ。バッチリ!……って言いたいけど溜まってたレポートの処理に追われて全然だよ~……」
管制室では既に人が集まっており、そんな彼女へ眼鏡をかけ、心配そうに声をかけているのは『マシュ・キリエライト』立香のことを『先輩』と呼ぶ出来た後輩である
「貴様が日頃からちゃんと書けば済む話でしょうが……全く…罰として今度から君はしばらく朝食のベーコンを一枚減らすとしよう」
「そんなあ…!次からちゃんとやるから許してよお母さあん!」
「そう言いながらもう三回目ではないか!あと誰がお母さんだ誰が!!!」
労いをかけるマシュに対し、母親のように彼女を叱りつけるふくよかな体型でチャームな髭を生やした男性『ノウム・カルデア』の所長『ゴルドルフ・ムジーク』は気を取り直しながら咳払いをする
「オホンッ!今回発生した特異点だが、時代は『1600年代の京都』だ。正確な観測は謎の障害により出来なかったが、『レイシフト』には問題ないとの結果が出た。君達にはこの特異点にある『聖杯の欠片』の回収を任せる。」
「じゃあ今回の特異点に同行させる『サーヴァント』については私が説明するね。」
威厳ある立ち振舞いで演説を行う所長の横からひょっこりと顔を覗く幼い見た目ながらも誰もが振り返るような美貌を持ち合わせた少女『レオナルド・ダ・ビンチ』が割って入る
「まず今回の時代は1600年代、つまりは『江戸幕府』が出来て間もない辺りだからなるべく時代に合わせたサーヴァントが望ましいと思ってね。先ずは『宮本伊織』」
「宜しく頼む、マスター」
深緑の着物を身に付け、腰に二つの太刀を携えた男性『宮本伊織』かの『二天一流』の開祖たる『宮本武蔵』の弟子である。
「そして『宮本武蔵』と…『ヤマトタケル』。この三名と君には行動してもらうよ」
「久しぶりに京へ行けると聞いて!」
「どうせうどん食べたいだけでしょ武蔵ちゃん…」
「そ、そんなことありませんよ!?………少しだけ」
「ムサシ……」
そして嬉しそうにはしゃぎながら二つのたわわに実るモノを揺らしているのがかの『宮本武蔵』、そしてそんな武蔵を呆れた目で見つめる最後の一人はかの日ノ本一の英雄『ヤマトタケル』という実に豪華絢爛な構成であったが立香は一つの疑問をダ・ビンチにぶつける
「武蔵ちゃんと伊織はわかるけど、タケルはどうして?」
「それはね……」
「イオリが行くなら私も行く( ̄^ ̄)」
「……こういう訳だ。すまないなマスター」
「あはは…タケルは相変わらず伊織が好きだね」
「当たり前だ!イオリのことは好きに決まって……」
「………セイバー…///」
「ななな、なんで君がそんな顔をする……!!!私まで面映ゆくなるではないかあ!!!!/////」
「二人ともお熱いねえ~?(ニヤニヤ」
「じゃあ私先に行くよ~?なるべく早く来てね?」
新婚夫婦のようにお互いに顔を赤くするタケルと伊織を横目で笑いながらみつめる武蔵を他所に、立香は『レイシフト』の準備の為、装置へと足を踏み入れるのであった…
────────────────────────
「ふぅ……いきなり落ちたりとかしなくて良かったあ、ここは……」
ピッ
『そこは京都の『洛東』にある『安井金比羅宮』だね。早速だけどこの周囲に凄く濃い魔力障壁のような赤い霧が発生してるみたいだ。とりあえずは先のサーヴァント達を呼んでから向かうと良いよ』
「わかったよダ・ビンチちゃん。通信も問題ないみたいだね」
これまで幾度となく通信が困難、もしくは何らかの干渉により不可能な状態になるという事態が多かった為、彼女にとってはそれだけで有難い状況であった。
立香は令呪が刻まれた手をかざし、英霊召喚の詠唱を唱える…
「改めて宜しく頼む。マスター」
「キョウトか……エドとは違った物が食べられるのだろうな♪」
「先ずは調査が先だセイバー」
「あれ~?お~い武蔵ちゃ~ん?」
召喚されてすぐにまた夫婦漫才をする伊織とタケルだったが立香は最後のメンバーである武蔵が来ないことに疑問を抱いていると通信が入る
『ごめ~ん!マスターちゃん!なんか私だけ弾かれてるみたいでえ……』
「拒絶されたってこと…?」
『そうみたいなんだ……原因はわからない。とにかく今回の調査は伊織とタケルの二人で行ってもらうよ、ごめんね』
ダ・ヴィンチは謝罪を入れるがタケルはフフンッと鼻を鳴らしながら胸を叩く
「安心すると良い!たとえムサシがいなくとも我ら二人なら造作もない!そうであろうイオリ?」
「……まあ確かにお前の剣に敵う者はそうおらんだろうからな。とにかく戦力が想定より少ない以上、警戒にこしたことはない。常に俺かセイバーの側にいてくれマスター」
「うん、わかった。」
立香は伊織とタケルの間に入りながら安井金比羅宮を後にし、辺りを散策すると周囲には通信で言っていたように赤い霧が立ち込め、醜悪な見た目をした謎の物体が建物のあちこちに飛び出していた……
「それにしても……なんだろうねコレ?」
「わからん、だが無闇に触れない方が良いぞ……」
「うわああああああ!!!だ、誰かああああああ!!!!」
「む…!悲鳴だ!行くぞイオリ!マスター!」
突如として例の物体を触ろうとした立香を嗜める伊織達の会話を遮るかのように悲鳴が響き、一行は声のする方へ走りだす…
「ひぃぃぃ…!い、命だけはぁ…!」
『フッフッフ……ソノニク…クワセロ…!』
「あそこ!人が襲われてる!」
「待て!その者に手出しはさせぬぞ!」
『ナニヤツダ…?』
『クセモノ!出会エ!出会エ!』
腰が抜け、失禁したのか着物を濡らした男性に刀を振りかざす異形の存在達が三人を振り向く…その顔は人からかけ離れており、顔には一つの目玉がギョロリと覗いていた
「怪異か……やるぞセイバー!」
「言われずともわかっておる!」
『ガアアアッ!!!』
異形の一人が持っていた太刀を振りかざし伊織へと襲いかかる…
「見えている…!」
ヒュンッ!
ズバアアンッ!!!
『ウギャッ!?』
だが伊織は振り下ろされた一太刀を紙一重で躱し、すれ違い様に横薙ぎの一閃を放つと相手の胴体はズズッと音を立てながら真っ二つに分断される…
「受けるがいい!はああああっ!!!」
ズババババババッ!!!
『『『グアアアアアアアッ!!!!?』』』
そしてタケルの鮮やかな舞いの如き剣筋により敵のほとんどは跡形もなく身体全体がバラバラと地面へと落ちる……
「片付いたか……あの者は…」
「待って…!周囲に強力な魔力反応が!!!!」
ピシ…!パキパキッ…!ズバッ!!!!
『いざ…勝負!』
ダ・ヴィンチの通信の直後、三人の上空に謎の紅い球体が発生したかと思うとその球体から無数の斬撃が走り、中から西洋の甲冑のような鎧を纏い羽を生やした異形の武者のような怪異が現れる…
『立香ちゃん気を付けて!この魔力量…!Eクラスサーヴァントと同等の出力を持ってる!』
「……下がっていろマスター、あやつは並の怪異ではない」
『ほう……貴様のその剣…それがかの『草薙の剣』か!面白い!!!!神から賜れし武器と合間見えることにわが剣も喜びに打ち震えておるわ!!!!』
ゴオオオオオオオオオオッ!!!
武者の怪異の背中の翼からジェット機のように紅いオーラが噴き出し、剣もどす黒い血のような色へと変貌する
『そんなっ…!?出力が上がった!今の彼の強さはDクラスサーヴァント級にまで跳ね上がってる!!!』
「……だそうだイオリ、君はマスターを連れて安全な場所まで行け。あやつは私との相手を望んでるようだ」
「……悪いが万が一にお前という戦力を喪ってはそれこそマスターに危険が及ぶ。ここは二人でいくぞ」
伊織はタケルの前へ立ち、腰に差した二つの刀を抜く……
『その構え……成る程な…これも因果というものか!』
「……?どういうこと……」
シュンッ!
「っ!速い……!」
キイイィィィィィィンッ!!!
『……『あの男』と同様にやるではないか』
武者の怪異は目にも止まらぬ速度で伊織の間合いへと入り武器を振りかざすが伊織はすんでの所で一撃を防ぐ…
「やあっ!」
ザシュッ!
『ぬぐっ…!?』
その隙をタケルは見逃さず背中に一撃を踏み込み、怪異は苦悶の表情を見せる…
『ふふふ……滾る…!我が魂が強者との立ち会いに昂っておる…!さあ、快くまでこの瞬間を楽しもうぞ!!!』
「………君のような奴は苦手だ」
バッ!
何か思う所があるのか目を細めるタケルはそのまま踏み込み、怪異と正面から斬り合い始める…
ズバババババババババッ!!!
『ふははっ!やはり強いな!……だが貴様の動き…何かを庇ってるように見えるぞ?』
「………気のせいであろう?」
サーヴァントはマスターが死ぬと存在を維持出来ない。そのため戦闘ではマスターを巻き込まないよう注意を払う必要があり、それを見抜かれたタケルは一瞬だけ返答が遅れる…
『……あの小娘か?ならあの娘さえおらねば全力を尽くせるという訳だな?』
バシュッ!
「しまった…!マスター!!!」
怪異は再び翼を使い高速で立香の方へと飛び込む…
「マスター…!」
「やばっ…!」
『斬滅ッッッ!!!!』
怪異の刃が妖しく紫に耀き、その凶刃が彼女の首を捉え、立香は思わず目を瞑る……
ガキイイィィィンッ!!!!ギリギリッ…!
直後に聞こえたのは刃が食い込み自らの首が落ちる音ではなく、耳をつんざくかのような刃と刃がぶつかる音であった…
「え…?」
立香が恐る恐る目を開けると目の前には年季の入った羽織を身に付け、右腕には鮮やかに光る青い宝石のような装飾の籠手を身につけた剣士が彼女を襲う怪異の刃を防いでいた…
「……ガキ相手に随分と大人げねえなあ…おい?」
『…っ!貴様は…!』
「潰れろおっ!!!!!!」
ズバアアアアアンッ…!
『ぐはあっ…!?……ふふ、やはり…貴様は……素晴ら…しい……』
ズズッ……ドサッ!
男の一太刀により怪異の身体はあっさりと唐竹割に分かれ、その身体は塵となって消え失せる……
「ふぅ……怪我はねえかよ?それと、そっちの二人はお前の連れのサーヴァントか?」
「え?いや、大丈夫だよ。ありがとう…貴方は…?というよりもしかして貴方も……」
「俺か?まあそうだな……」
男は慣れた手つきでぶっきらぼうに太刀を収め、立香の方を向く…
「……君、あの怪異をいとも容易く倒すとは…何者だ……ってイオリ?」
「…………!」
「なんだ?俺の顔に何か付いてるか?」
自分達が手を焼いた怪異をまるで掃除のように片付けた男にタケルは警戒するが伊織はその剣筋に見覚えがあるのか信じられないものを見る目を向ける……
「……今の太刀筋…貴殿は…いや貴方はまさか…!」
「どっかであったか…?『吉岡』…のやつらじゃなさそうだな。わりぃな、俺は最近サーヴァントとやらになったばかりでな」
男は身体に付いた泥や血を軽く落とす……
「『サーヴァント セイバー』真名を『 宮本武蔵』だ。宜しくな」
衝動的に書いたため続けるかはほぼ未定です……
ですがここまで読んでくださりありがとうございました!
ちなみに今回の特異点調査のメンバーですが主がサムレム好きだからです
伊剣はいいぞ