暗殺者の一族がいる―――フィクションの世界ではよくある話かも知れないが現実では早々いないだろう。
しかし、七夜雪彦はまさにその暗殺者の一族だった。
暗殺者と言っても彼の父親の代で家業は引退しており、雪彦は護身術程度に代々伝わる体術を教えられている程度に過ぎなかった。暗殺者の一族という一点以外は至って普通な学生として生活しつつも何処か普通と違うと思っていた彼にある転機が訪れる。
「月を爆破した生物を暗殺して欲しい――」
「はい?」
そう言われ彼は3年E組に転校することとなった。
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