推薦作品:地球連邦政府備忘録 機動戦士ガンダム
一般的には悪役の扱いを受けるバスクを、強引で苛烈な性格を剛毅闊達・勇猛果敢に置き換え、反スペースノイド感情を、0083の戦場で「コロニー落としから地球を守りたい」という恐らく唯一読者が共感できるタ... (全文表示)
一般的には悪役の扱いを受けるバスクを、強引で苛烈な性格を剛毅闊達・勇猛果敢に置き換え、反スペースノイド感情を、0083の戦場で「コロニー落としから地球を守りたい」という恐らく唯一読者が共感できるタイミングを使って「問題はあるが味方側の人物」として描く作品。モビルスーツには乗らないが、肉弾戦における武勇はもはやヒイロ以上ドモン未満クラスの、宇宙世紀では比肩する者のいない怪物となっている。名目や体裁や手続きに囚われず、ひたすら我が道を征くバスクの豪快極まる大活劇はまさに宇宙世紀の江田島平八。……という娯楽活劇は全体の1/3か1/4ほどで、実は大多数が宇宙世紀の政治劇で占められており、そちらの描写も必見。むしろ作品全体に占めるバスクの割合の方が少ないほどで、個人の無双の大活躍も「重厚な政治劇を引っかき回す一要素」という位置付けに納まっている。その配分の妙が、また、「政治家の入念に練られた計画を現場でぶちこわしてくれるバスク」の印象を強めてくれる。スターダストメモリー編の決着間近というところで執筆が止まっており、ぜひ最後の結末と、このバスクが織りなすグリプス戦争編がどのような変化を見せてくれるかを読んでみたい。
推薦:キャノン娘 評価:★ (Good:0/Bad:0)
推薦作品:おくるもの 現代 / ホラー
以前、葬儀屋さんから「やっぱり心霊現象はある」という話を聞いたことがあり、その言葉がずっと心に残っています。本作は、まさにそんな葬儀屋を生業とする「私」が、職業柄経験した様々な不思議な出来事を全四... (全文表示)
以前、葬儀屋さんから「やっぱり心霊現象はある」という話を聞いたことがあり、その言葉がずっと心に残っています。本作は、まさにそんな葬儀屋を生業とする「私」が、職業柄経験した様々な不思議な出来事を全四話の掌編を通して語る作品です。 創作として描かれる物語なのか、それとも現実に起こり得る現象なのか――そのはっきりしない曖昧さが、怖さを一層募らせます。葬儀という人の生死に関わる場所で働く方が語る言葉だからこそ、余計にぞっとさせられるのかもしれません。皆さんは、この「創作なのか本当なのかわからない怖さ」について、どう感じますか?▼読む際の注意事項など割と怖いです。夜中にトイレに行けなくなるかもしれません。
推薦:浪 麗雷(漬物石頭) 評価:★ (Good:12/Bad:1)
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