そして、あまり言いたくない事を敢えて親友に言ってのけるルルーシュ。

やはりルルーシュは手厳しい。



そんな手厳しいルルーシュが、劇中のナナリーをどう評価するかはわかりませんが、次回以降も楽しみにしております。

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しかもキャストの福山潤さんと櫻井孝宏さんご本人じゃないのが、斬新でした。『るるくるステーション』のように見えてそうじゃないというのがね。

当事者のようでいて、実は違う世界の自分たちや周囲の人間の言動を時に感情的に、またある時は客観的で冷静な視線かつ第三者として、的確に評しているのが印象的でした。

特に学園でシャーリーが学園で食事をしていた時に、「頭の使い方がおかしい」と言われてブンむくれるルルーシュとかが面白いです。そりゃ見てない所でクソミソに扱き下ろされたら面白くないでしょうな。

スザクが撃たれて二人がパニックになるところは、もしかしたら有り得たかもしれない未来なので、慌て方が堂に入ってますね。あたかも其処にいたかのような緊張感が感じられました。

それで本作ではあり得なかったギアスとの契約も、契約していない本作のルルーシュだからこそ「契約したら、こうなるのか」という感慨を抱いたのも面白かったです。

この作品では、C.C.以外にもスザクがいるので、もしもギアスの契約をしても原作のルルーシュほど孤独感を抱いていないから、もしかしたら絶対尊守のギアスとは違うタイプになるかもしれませんね。

まるで本編と並行してラジオ番組を聞いているような感じの本作は、ギャグテイストでありながらとても充実した内容の一話でした。

神のごとく俯瞰でありながら、第三者として冷静に評するルルーシュとスザクは、いつも切羽詰まって余裕のなかった本編とは違う趣きがあって楽しかったです。

個人的には、この話はもっと第一期のほかの話から、第二期の最終回までやって欲しいです。

時には、C.C.やカレン、アッシュフォード学園の生徒会のメンバー、黒の騎士団の団員たち、中華連邦の人たち、（ギスギスしそうだけど）敵対関係にあるブリタニア軍、ルルーシュの身内であるブリタニア皇族、世界の裏で暗躍したギアス饗団、そして世界を戦乱に陥れた元凶たるシャルル達ラグナレク組などをゲストに呼んで、彼らも交えてこんな雑談トークが出来たらさぞ面白い話ができそうですな。


目が見えないので難しいかもしれませんがナナリーは、開眼したR2の最終回あたりになりそうな気がします。

需要があるかどうか分からないとルルーシュとスザク、そして真黒 空さんは仰ってましたが、ここは個人的な意見でお答えします。

「これで息抜きとは信じられないほど面白いし、十分に需要があります！是非ともゲストを呼んで彼らを交えて続けてください！！」

余談ですが、コードギアス関連のインターネットラジオ番組『はんぎゃく日記』、『反逆の山々』、そして今は亡き初代・玉城真一郎役の故・田中一成さんがパーソナリティを務められた『裏でネットギアス』もおすすめですよ！

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