ペペ：死ぬならせめて誰かに愛されて死にたい
グエナリエ：迫害してくる者たちに触れられたくない
グレミィ：何もかも思い通りにならない現実を思い通りにしたい
シャズ：全てを奪った悪魔憑きを無かったことにしたい
エスノト：死の恐怖から逃れたい
ジェローム：悪魔憑きの体をどうにか改変したい？
ニャンゾル：迫害してくる者たちに認識されたくない？
アズギアロ：絶望と苦痛の底から救ってくれた陛下をずっと見ていたい

…うん、こんな世界に絶望しきった状況から救われて望みを叶える力を自分の魂削ってまで与えられたら激重感情抱えるし私陛下に愛されてるなって正妻の余裕持ちもするわな

-追記-

おそらく初期の見えざる帝国って
・悪魔憑きを治療する過程で奇病難病なんていくらでもあるのになぜ悪魔憑きだけこうも忌み嫌われて聖教がわざわざ回収するなんて特別扱いしているんだ？という疑問を抱く
・世界を千年以上裏から支配している教団の存在が発覚
・千年の積み重ね相手に正攻法で対抗なんてできるかと言わんばかりに滅却師式戦闘術や聖文字や影の中の拠点といった少数精鋭で対抗できる反則技を編み出して運用する

こんな感じかな？と思うんですよ。しかも不治の病であるはずの悪魔憑きの治療法や反則技を編み出したのは全部齢一桁のユーハバッハの偉業で、そんな偉人が世界から忌み嫌われてる自分たちの面倒見て何かと気遣ってくださるわけで。人生を救ってくれた大恩人であることを抜きにしても傑物すぎて心酔するしかない。

読者のキャラクター解像度が高くなるのはそれだけ読者を楽しませるほどに物語の質、ひいては作者の創作者としての技量が高いことの証明であるかと思います。いつも楽しく読ませて頂いてます。

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-追記-

ロイド・ロイドの能力に制限かけるならコピーし続けると自己が曖昧になるとか元の体に戻れなくなるから一日以上は維持できずコピー中しか記憶模倣できず再発動に一定の休息が必須、とかが物語として丁度いい塩梅な気がしますね。2話でユーハバッハが1日中は見えざる帝国にいられないとありましたけど、ユーハバッハが学生としての顔をロイド・ロイドに任せて見えざる帝国にかかりきりになれない理由付けにもなりますし。

現時点で見えざる帝国が即座にジ・アナリシスで把握できるだろう情報でも「シド・カゲノー＝シャドウである」「古都アレクサンドリアにシャドウガーデン本拠地がある」「ミツゴシ商会はシャドウガーデンのフロント企業である」「ミツゴシ商会会長ルーナ、小説家ナツメ・カフカ、音楽家シロン、建築家イータ・ロイド・ライトはシャドウガーデン七陰でミツゴシ従業員はガーデン構成員である」ことくらいは分かるでしょうし、見えざる帝国陣営にとってシャドウガーデンが不倶戴天の組織ならこの情報を教団にばらまくだけで勝手に潰しあってシャドウガーデンが表舞台での政治力や財力失う致命打で原作グチャグチャになって物語が末期戦の様相を呈するからつくづく聖文字って反則ですね。教団に対しても組織だった攻撃するならルスランやネルソン、ドエムにQやLの能力使って公の場で教団の詳細や決して知られてはならない情報根こそぎ吐き出させて、Oの能力で出版社等を乗っ取って拡散し情報統制を無力化すれば表舞台に引きずりだしたりできますし。

実際はシドとユーハバッハが気心のしれた友人でシャドウガーデンは同胞たる悪魔憑きの組織かつ対ディアボロス教団の同盟最有力候補なのでそんなことしませんし、シドがシャドウガーデンやディアボロス教団が実在していることすら把握しておらずガーデンの戦いをごっこ遊びに付き合ってくれてるだけだと認識していて、七陰他ガーデンの面々がどれほど忠義を尽くしてもすれ違ってる状況に「自分たちがシャドウに拾われたらああなってたのか…」と星十字騎士団が同情的になって「陛下に拾われてよかった見えざる帝国万歳」って感じでしょうが。

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>螺旋状に敷き詰めた建物も順調に出来上がってはいる

百万都市なミドガル王都と同じ広さに敷き詰める建物とかどこから持ってきたんだ？とふと思いましたが都市級の質量の隕石とかパッと想像できるやついたわ。どんな希少資源でも文字通り山ほど用意できるわ。やっぱ聖文字チートと言う他ない。バズビーとかジェロームとかニャンゾルとかキャンディスとか能力詳細不明な面々も気になるところです

>「陛下からの知らせで緊急性はないらしい召集だが…今集まれる全員来たのか」

こんなこと言いつつ親衛隊よりも早く真っ先に駆けつけてるんですよねジェローム。みんな陛下大好きかよ。世界中から迫害されるリスク抱えて悪魔憑き保護して命も力も居場所も仲間も誇りも全部与えられたからなそりゃそうだ一生支えるしかねえわ。最初期メンバーは陛下が6歳の頃から聖文字発明したり誰にも見つからないよう影に安住できる拠点作ったりとずっとそうしてるの見てるからなおさら「私が守護らねば」ってなるわ。年齢分布不明だけど年齢差5～10年くらい上の人とかいるだろうし

>すると桃色髪の女の子がテロリストに襲われているところを、騎士が庇っている光景を目撃した

シェリーは原作だと母の死後支えてくれた唯一の拠り所な義父が実は母の仇だったと知り心を病んでデッドエンドor何も知らずシャドウが仇だと思い込み復讐のために生きるバッドエンドの二択とかいう原作で数少ないシドが真面目に対処しただけある詰み盤面でしたけどこの世界だとどうなるんだろうなぁ…ドリスコールやシャズの能力使わないと良くてもバッドエンドしか見えない

>「嘘…だろ…周囲の魔力の収束＿＿いや違う！魔力の完全隷属だと！？んなもん人の域を超えてんだろ！」

すまんなレックスそれ極まっただけの基礎技術なんだ。その人視認したら恐怖で死ぬ奥の手持ってるんだ。なんならそれ以上の理不尽な神様の権能じみた奥の手持った仲間たくさんいるんだ。これから聖兵として聖別される恐怖とトラウマ抱えながら頑張ってくれ

-追記-

性癖の開示か……!本気だね。作者の熱量を作品に叩きつけることでより良質なものに昇華する。でもその2人だとトドメを刺した後に一瞬曇っても即時蘇生からの意気投合ハッピーエンドにしかならないと思うよ。どんな曇天の嵐でも必ず止んだ後に雲ひとつない青空が広がるものだからね

正義感のある実力者が下手に目立つと教団が目をつけて人質とって支配するのがお決まりですもんねあの世界。まあレイ相手に人質とろうとすると初見殺しの極みな見えざる帝国出張ってきて詰むだろうけど。

資金も資源も無尽蔵の実寸大ジオラマ作りとか絶対楽しいやつ。実用性皆無でここまでやれるの王の特権だよね…

自分よりずっと幼い王様が自分たちのために頑張ってるの見て母性感じないわけないですね…

いいやルスランは見えざる帝国の怨敵かつ鬼畜外道なので「膨大な魔力！人を越えた力！」と外付けアイテムを誇ったところを聖隷で魔力毟り取られてくたばることになっている。シェリー？ルスランと出会わず見えざる帝国の一員として生きていた記憶改ざん治療とか母親蘇生からの資金も資源も無制限で母娘仲良く帝国研究者生活充実ハッピーエンドでええやろ
雑兵なんて使い捨て前提だからね仕方ないね。原作より長生きできるからええやろ

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