ハイスクールD×D 永遠の皇帝<エターナル・エンペラー>   作:てこの原理こそ最強

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第32話

 

シノンの弓から逃げ切ったオレは屋敷に戻り屋根の上で1人黄昏ていた。なにを考えるのでもなくただ単にぼーっと正面を見ていた。庭からは延珠達の楽しそうな声、キリトやブラート達の鍛錬の声...ではなくそれに無理矢理付き合わされてるラバの悲鳴。賑やかである

 

蓮夜「おっ」

 

どれくらいぼーっとしていたか。わからんが突然空の一部が光ったと思うとそこから見覚えのある飛行艇が二隻現れた。二隻はゆっくりとこっちに下りてきた。それに気づいたのか屋敷から続々と人が出てきた

 

蓮夜「これで全員かな」

 

二隻が屋敷の裏に着陸し周りにはみんなが集まった。少しすると二隻からそれぞれ数名降りてきていろんな人に囲まれた。され、オレも降りますか

 

蓮夜「ようこそ、イザナギさんイザナミさん」

 

イザナギ「やぁ蓮夜くん」

 

イザナミ「お招きありがとう」

 

蓮夜「アマテラス達もお疲れさん」

 

アマテラス「会いたかったわ蓮夜♪」

 

スサノオ「錚々たる面々だな」

 

ツクヨミ「こんなにも早く会えて嬉しいです、兄様♪」

 

サクヤ「蓮夜兄様〜♪」

 

蓮夜「よぅサクヤ。クシナダとウズメもよく来てくれたな」

 

クシナダ「蓮夜さんのお呼びとあらば当然です♪」

 

ウズメ「知らない人も結構いますね」

 

蓮夜「あとで紹介する。とりあえず先に案内だな。雪菜頼む」

 

雪菜「わかりました」

 

雪菜に案内を頼んでイザナミさん達は屋敷へ入っていった

 

蓮夜「よっ信奈」

 

信奈「言われた通り来てやったわよ!」

 

良晴「なんか、俺場違いじゃね...?」

 

五右衛門「相良氏はもう少し自信を持つがいいでごじゃる」

 

勝家「私達は姫様のお付きとしてきているのだ。もっとシャキッとせんか!」

 

蓮夜「相変わらずの信奈崇拝者だな。長秀さん達も長旅お疲れ様」

 

長秀「お気遣い感謝いたします。80点♪」

 

半兵衛「お呼びいただいて、嬉しかった、です♪」

 

光秀「仕方ないから来てやったです♪」

 

蓮夜「はいはいありがとね。んじゃ犬千代、案内してやってくれ」

 

犬千代「ん」

 

犬千代は信奈達を連れて屋敷へ入っていった。その途中良晴が何か余計なことを言ったのか信奈に蹴られるところを目撃した

 

『メェ〜』

 

『ウサッ』

 

「おー、お...おぉぉぉぉぉ!!!」

 

『メェ』『メェ』『メェ』

 

『ウサ』『ウサ』『ウサ』

 

「ちょちょちょ!!!」

 

突如大量の羊と兎に押し潰される。辛うじて顔は出せたものの体は全て埋まってしまった

 

ヒラト「おや、いつの間に雪だるまになる趣味を持ったんだい?蓮夜」

 

ツキタチ「なはは!なかなか似合ってるぞ蓮夜!!!」

 

蓮夜「わかってるくせに...」

 

ヨギ「あわわわわ...」

 

ナイ「わー!蓮夜モコモコだー!」

 

ガレキ「いい格好じゃねぇか」

 

蓮夜「ガレキ後で覚えてろよ...」

 

ツクモ「蓮夜、苦しくない?」

 

キイチ「いい気味ですぅ〜」

 

蓮夜「ツクモは優しいな。キイチも先輩を見習いな」

 

キイチ「余計なお世話ですぅ」

 

蓮夜「あれ?ジキさんは?」

 

ツクモ「仕事。みんなによろしくって」

 

蓮夜「そっか。それは仕方ない。まぁとりあえずヒラトさん達もゆっくりしてください」

 

イヴァ「まったく。ツクモとキイチがいるってのにまた可愛い子増えてるんじゃない?何人か私によこしなさいよ」

 

蓮夜「そんな風に言うのやめろよイヴァねぇ。みんな少なからず慕ってくれてるんだ。そんなやつらを物みたいに言うのは許さん」

 

イヴァ「はぁ...はいはい。冗談も通じないなんて変なところで真面目な義弟だわ」

 

蓮夜「悪い冗談言うなよ。まぁとりあえず休んでくれ。黒歌頼む」

 

黒歌「はいにゃ〜♪」

 

蓮夜「お前らもとりあえず向こう行っといで。後でちゃんと全員毛繕いしてやるからな〜」

 

『メェ〜♪』

 

『ウサッ♪』

 

黒歌の後ろを輪のメンバーが。そしてその後ろを羊と兎がぞろぞろ...ぞろぞろ...ぞろぞろ...ぞろぞろ...ぞろぞろ...ぞろぞろ...ぞろぞろ...ぞろぞろ...ぞろぞろ...ぞろぞろ...多いな!

 

優一郎「来たぞ蓮夜!」

 

士方「うるせぇバカ優。お前はもちっと大人しくできねぇのか」

 

優一郎「あ!?んだとゴラァ君月!!」

 

蓮夜「あいつらは相変わらずだな。お前らも苦労してんな与一、ミカ」

 

与一「あはは...」

 

ミカエラ「優ちゃんと君月が単細胞なのはもう変わらないよ」

 

蓮夜「既に諦めてたか...」

 

三葉「まったくあいつらは...」

 

蓮夜「三葉もお疲れさん。いろんな意味でな...」

 

三葉「あ...」

 

シノア「あはっ、いつもツンケンしてるみっちゃんも蓮夜さんの撫で撫でには素直になっちゃうんですね〜」

 

三葉「なっ!シノアー!!!」

 

蓮夜「はいどおどお。優達もそろそろやめろー。シノアは案内だ」

 

シノア「はーい。ではそこのおバカさん達〜、行きますよ〜」

 

優一郎 士方「「んだとシノアー!!!」」

 

シノアの最後の一言にキレた優一郎と士方がシノアを追いかけるように走って屋敷へ向かった。その光景を『またか...』と呟き他の3人がついていった

 

深雪「蓮夜さん、ほのか達も到着しました」

 

蓮夜「おっそうか」

 

ほのか「蓮夜さん!」

 

雫「久しぶり」

 

蓮夜「よく来たな2人とも。ほのかは達也ともう会ったのか?」

 

ほのか「いえ、まだです」

 

蓮夜「そっか。達也ー」

 

達也「呼んだか?」

 

ほのか「た、達也さん!」

 

達也「ほのかか。すまん、挨拶が遅れたな」

 

ほのか「い、いえ...」

 

蓮夜「あらま」

 

深雪「お兄様も隅に置けない方ですね」

 

美月「ほのかさんは本当に達也さんのことが好きなんですね」

 

幹比古「僕、ここに来てよかったのかな」

 

蓮夜「いいに決まってるだろ。それにお前達はどうなんだ?ん?幹比古、三月」

 

美月、幹比古「「っ!!!」」

 

蓮夜「2人ともウブだね〜」

 

雫「今日の蓮夜さんいじわるすぎ」

 

蓮夜「そうか?んまぁ後でいろいろ聞かせてもらうとして、深雪みんなの案内頼むな」

 

深雪「かしこまりました」

 

深雪はきれいにお辞儀をして達也と共に顔の赤いほのか、美月、幹比古とその3人を静かに見守る雫を連れて屋敷に入っていった

 

白「にぃに!」

 

蓮夜「白!」

 

「「ヒシッ!」」

 

白との再会の抱擁を交わしたところで後からノロノロと空が降りてきた

 

蓮夜「空...なんでそんな窶れてんだ?」

 

空「蓮夜か...いやなに、軽く36時間ほど寝てないだけだ...」

 

蓮夜「マジかよまたゲームか?ちゃんと寝ないと体壊すぞ」

 

空「半分はお前のせいだからな...」

 

蓮夜「へっ?」

 

空「お前に会えるから白のテンションが爆上がりしてな」

 

蓮夜「そうか...」

 

空に睨まれていると白がシャツをクィッと引っ張った

 

白「にぃに...白と会いたくなかった...?」

 

蓮夜「そんなわけないだろー!また会えて嬉しいぞー白!」

 

白「にぃに!」

 

「「ヒシッ!」」

 

白と再度抱擁を交わし更なる絆を深め合っていると誰かに抱き着かれた

 

「蓮夜。私も撫でろ、です」

 

蓮夜「おーイズナ。よーしよしよし」

 

イズナ「〜♪」

 

「この変態...」

 

蓮夜「は...?」

 

「ひっ!」

 

「あららクラミー泣いちゃって。蓮夜さんクラミーを泣かせないでほしいのですよ〜」

 

蓮夜「なぁフィーよ。今のはオレが悪いのか?」

 

フィー「まぁクラミーも少〜しだけ悪いところがあったって思うのですよ〜」

 

蓮夜「だろー?てかこれくらいで泣くなよ」

 

クラミー「な、にゃいてないもん!」

 

空「いや大泣きじゃねぇか」

 

クラミー「っ!そ〜ら〜!」

 

「そ〜ら〜!」

 

蓮夜「ん?今クラミー二人いなかった?」

 

「そ〜ら〜!」

 

「「あ、なんだいたのかステフ」」

 

ステフ「ムッキー!空も蓮夜さんもなんなんですの!?」

 

白「許せステフ。おすわり」

 

ステフ「ワン!...って許せでおすわりってどういうことですの!?」

 

イズナ「蓮夜、止めるんじゃねぇ、です」

 

蓮夜「おー悪い」

 

イズナ「〜♪」

 

フィー「イズナさん気持ち良さそうですね。蓮夜さん私にもするとするといいのですよ〜」

 

蓮夜「はいはい」

 

フィー「〜♪いい感じなのですよ〜♪」

 

蓮夜「そらよござんした」

 

ジブリール「おやおや〜?なぜ犬っころと森の雑種がマスターのご寵愛を受けているのでしょう...」

 

フィー、イズナ「「...ふっ」」

 

あらなんていい笑顔(ドヤ顔)なんでしょう

 

ジブリール「...ふふ、ふふふふ...ほぉ〜。つけあがりましたね〜」

 

蓮夜「待て待て。ほら、これでいいだろ」

 

歪んだ笑顔のジブリールを通常に戻すために頭を撫でる

 

ジブリール「〜♪」

 

蓮夜「うし。お前らちゃんと付いてこいよ〜?白、行くぞ?」

 

白「がってん!」

 

イズナを小脇に抱えて白と手を繋ぎ屋敷の中へ。これでひとまず全員の案内は済んだな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋敷の中はこれまでにない程の大所帯となった。オレは急いで宴の準備を進めレム達料理のできる子達が手伝ってくれたおかげでギリギリ間に合った

 

ホールには既に各陣営の全員が集まっており、壇上に設けられた椅子には日本神話代表のイザナギさん、イザナミさんに国家防衛機関“(サーカス)”代表のヒラトさんとツキタチさん、更にはラ・フォリアの両親で現アルデギア王国国王であるルーカス・リハヴァインと王妃のポリフォニア・リハヴァイン、第一王女のラ・フォリア、ボリフォニアの異母妹にあたる夏音がドレスを身に纏って座っていた

 

オレはそんな方々がいる壇上に登り跪いた

 

蓮夜「この度はお忙しいところご足労いただき感謝申し上げます。今回私どもは天使、悪魔、堕天使とは中立の立場として新たな勢力を立ち上げる決意をいたしました。つきましては日本神話の方々、アルデギア王国とは対等な同盟を結びたく思い本日お越しいただいた次第です」

 

イザナギ「ふむ。我々には既に話を通されている。日本神話勢力代表として我々も同盟を望んでいるが、そちらはいかがか?アルデギア王よ」

 

ルーカス「此方としても()()()()()は何の異存もない。我々としても蓮夜殿、日本神話の方々、サーカスの方々とは友好的に接したいと思っている」

 

ヒラト「私共サーカスは犯罪者や犯罪組織を取り締まることを主とし活動しております。故にどこかの勢力と密になることはできません。そのことは理解していただきたい」

 

ルーカス「承知している」

 

ツキタチ「しかし一友人としては是非とも友好的に接したいものです」

 

イザナギ「それでよい」

 

蓮夜「ありがとうございます。では最後に書類にサインをしていただきたく存じます。最近では酒を酌み交わすだけで締結となることがあるようですが、今回はアルデギア王国が関与しているためしっかりとした文書を残した方がよろしいでしょう。ヒラトさん」

 

ヒラト「承知しました」

 

ヒラトは立ち上がりイザナギ、ルーカス、蓮夜の順に一枚の用紙を回し最後に自分が確認する

 

ヒラト「では国家防衛機関“輪”代表私ヒラト観察の下、この度の三同盟が締結されたことをここに宣言いたします」

 

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