むかしむかし、まだ魔女がいた遠いむかし。
とある村で忌み子が生まれた。
村の人々は、それはもう憎悪し嫌悪した。
その村で起きる全ての災いは、余すことなく
その子に押し付けられた。
殴り蹴り、焼いては沈めを繰り返す。
まだ2才にすら満たない子供に…だ。
繰り返される日々…
7才の時のある日の夜
その子供は逃げ出した。
ただ静かに、
誰にも悟られず、気付かれず。
遠くへ、ひたすら遠くへ。
逃げるのだ。
今は逃げるのだ。
いつか来るその日のために。
人間に復讐するその日のために。
これはそんな忌み子の物語
  プロローグ()
  名前2020年10月05日(月) 21:09
  満月の夜に
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