「ええ、わかったわ。これからトム・リドルをハメて対抗試合の代表選手に指定する……ってことをラジオで発表するってのは。でも、なんでホグワーツ側の代表選手がうちのハリーになるわけ!?」
バチルダの婆さんが兼ねてからの秘策、トム・リドルを表舞台に無理やり引きずり出すとしてホグワーツの奥にしまわれていた「炎のゴブレット」を使ってヤツを代表選手に指定してやる……という作戦を披露したとき、賛否は満場一致ってわけにはいかなかった。
リリーのがなり立てに対して、バチルダの婆さんはただ首を振った。
「あんたの言いたいことはわかるよ。私だって気が進む決断じゃない。だけど……」
「『より大きな善のために』ってわけ?」
「……まあ、有り体に言えばそうさ。現状の人選を考えると……白羽の矢が立つのは間違いなくあんたの息子になる」
「……バチルダ婆さん。ハリーはまだ13だぞ。魔法学校対抗試合に出せる年齢じゃねえよ。せめて7年生から……」
「そりゃ、若いよりは老いているほうがいい。だがね、イギリスで最も邪悪な魔法使いと対決するんだ。13も17も大して変わりはしないよ。結局のところ、私らが場所と日時を選び、競技も決め、周囲の人間が全力でサポートするという前提なんだ。多少の魔法の実力よりも立場や信頼関係のほうが遥かに重要だと判断したのさ」
残念ながら……俺も内心はそう思う。
対抗試合という大掛かりな儀式の中で、トム・リドルは直接的な危害を加えるという手段は制限される。だが、買収や恐喝といった手段は依然有効だ(炎のゴブレットは買収や情報の流出、イカサマや贔屓を風物詩として見過ごしてきたらしい。どこが公平な審判だよ)。
「見かけたら殺すリスト」の上位に載ってる俺らはそんな誘いに乗っても意味はないことをわかっているが、大多数の家族はそうではない。
「そもそもホグワーツ生以外から選ぶ手はねえのか? 俺が入学し直すとか」
「炎のゴブレットは意図を見抜く。残念ながら、参加者のすり替えや替え玉は歴史的に見て一番典型的な不正だった。炎のゴブレットは入念にそれを防ぐように設計されてる。つまり、今からホグワーツの制度を変えて再入学……なんてのは通用しないね」
「ふん。先ほどまではこの案を支持していたではないか。代表選手として出るのが『どこかの誰か』のうちは看過できても、自分の息子になった途端反対するのか? 『勇猛果敢なグリフィンドール』はどこに行ったのだろうな」
同席しており、アイルランドから帰還したルシウス・マルフォイはそうせせら笑う。
おい、そりゃある種の正論かもしれねえが……言っちゃいけねえラインだろうが。
俺よりも早くリリーが立ち上がり、マルフォイ卿を睨みつけた。
「あ? 自分の息子が危機にさらされる案を承服できないのは当然でしょ。あんたは違うの?」
「私は客観的な意見を話している。結局のところ、この案を聞いた段階でホグワーツ代表として『どこかの誰か』を選ばなければいけないのは明白だったはずだ。それに目を背けていた欺瞞について指摘したまで」
「ハハハ。うちの息子とアンタの息子は仲がいいみたいだけど、私とあなたは友人にはなれないみたいね?」
「嗚呼、我が家の権威も落ちたものだ。マグルに生まれた魔女がマルフォイ家の当主と友人関係になれるわけがなかろう。本来であれば同席しているだけで平伏すべき立場だ、違うかね?」
仲裁も考えたが、流石にその言はあんまりだろうが。そこまで言う輩の肩を持つ気はねえぞ。
俺は黙ってリリーと同じように立ち上がって横に立つ。いざとなれば気絶させて床に放り捨て、今座っている席には「ルシウス・マルフォイくん人形」を置いた上で会議を進めてやろうとも思ったが……意外にも次に口を開いたのはスネイプだった。
「第三者からの意見を申し上げるならば……ルシウスがここまで頑ななのは、二番手の候補が自らの愛息であると見抜いているから。必死なのでしょうな」
「……セブルス。君は私の味方だと思っていたが」
「もちろん。この場で話が止まるのは、貴方にとっても不利益のほうが大きいのでは?」
なんだよ。ここで気を利かせて間に立つとは。
そんなコミュニケーション能力を身に着けたなんて……あいつも成長したじゃねえか!
俺がそんな生暖かい目でスネイプを見てやると、俺の(半分馬鹿にした)考えを見抜いたか、鋭い眼光で睨み返してきた。
まあ、確かにスネイプの言う通り……条件で言えばマルフォイ家もポッター家も似たようなもの。むしろ、自らの記憶という形でトム・リドルが服従の呪文を使った証拠を持ち、かつ一目置かれる名家の人間ということを考えれば……「見かけたら殺すリスト」で言えば俺たちを追い抜いての最上位、買収も説得も脅迫も全部無視して反トム・リドルに全賭けするか逃げるしかない立場だ。
ハリーが辞退すれば自らの息子にお鉢が回ってくるからの必死さと思うと、さっきの暴言もかわいく見えてくるな。
「まあまあ。リリー、そういう理由らしいからここは寛大に許してやろうじゃないか」
「ああ、口出しをありがとう、ポッター卿。貴様に許しを乞いた覚えはないが?」
「覚え? うちの家中の人間にガン垂れといて乞うもなんもねえだろ。ポッター家の人間の広い心に感謝しながら杖引っ込めときな」
「ジェームズ! せっかく話が落ち着きかけたのに割って入ってかき回すことがありますか!」
「ええ!? 俺だけ怒られんの!?」
「当たり前です!」
結局、見るに見かねたミネルバに俺がを叱ったのがお互いに杖を納めるきっかけになった。まあ、こうやって最後に俺が道化役やっとけばマルフォイの卿も面子が幾らかは立つだろ。
「それで、話は戻るが……俺だって今の話を受け入れたわけじゃねえぜ。『どこかの誰か』に押し付けるのがアレって話なら、そもそも本人の同意が重要だろうが。まずハリーより上の年齢、というかまあ……現実的に考えりゃ7年生からか。事情を説明した上で、それでも受けるっていう希望者を募って……」
「はい、はいはい! パパ、僕は受けるよ!」
「ハリー!?」
突然、後ろで閉ざしたはずの扉が開き、倒れ込む形でハリーやウィーズリー家の兄弟たち、ドラコくんやグリーングラス家のお嬢さん、あとはミス・グレンジャーにクラッブとゴイルくんに……次々と子どもたちがどさどさ入ってくる。
たぶんジョージのほうか? 双子の片方が握っているのは耳を模した魔法具。おおかた、あいつらが開発したアレで俺たちの会議を盗み聞きしていたんだろう。この悪ガキどもめ。
「僕が一番最適な候補で、かつ僕が同意してる。じゃあ、僕で決まりだよね?」
「……そして、僕がバックアップをやる」
「ハリー、そしてドラコくん……13歳の俺がお前らと同じことをやらなかったかっていうと自信がねえし、その勇気は買うが……こいつはクィディッチの選手だとかそういう話とは全然違う。あのダンブルドア校長を殺した最悪な奴と競い合いするんだぞ。いや、競い合いは表向きのものだ。はっきり言って、これからやるのは殺し合いだ」
「そりゃ、あのトム・リドルと決闘して殺し合いしろっていうなら無理だけど。そういうことじゃないんでしょ? ハーマイオニーが魔法学校対抗試合について教えてくれた」
「……ああ。お前の言うとおりだ。クソ、ちゃんと把握しやがって」
「その、殺し合いとかなんとかはパパたちに任せる。でも、代表として……ある意味では、囮になる役割の人間が必要なんでしょ?」
「そうだ。だが必ずしもお前がやる必要はない」
「僕だからやるんだよ! 昨夜だって、連中は僕らを殺すつもりで仕掛けてきたんだ。リスクはわかってる。けど、それを言うなら今までだって一緒だ。それなら……戦いの場に引きずり込まれるか、頭を高く上げてその場に歩み入るか、どちらかを選べるなら……僕は、後者を選ぶ」
「はあ……おいリリー、ハリーはこう言ってるぞ、どうする?」
ハリーは一歩も退く気はないようだ。
誰だ、こんな頑固に育てたのは。俺じゃないぞ。この部分は絶対リリーに似やがった部分だ。
「ハリー」
「ママ」
「さっきルシウスさんに言われた……ハリーじゃなくてどこかの誰かがその立場に立つっていうならそれでいいと思ってるって指摘は……確かに嘘じゃないわ。あなたが大事なの、ハリー。わかってちょうだい」
「わかってるよ、ママ。でもきっと……それはどこかの誰かじゃないんだ。僕が知ってる誰かかもしれないし、今は知らない誰かでも、未来で知り合う誰かかもしれない。今日だってドラコが、ロンが、ダフネさんが危ない目にあったんだ。見過ごすことはできない」
「……そうね。あなたが正しい。でも……ごめんね、ハリー。私はやっぱり賛成できないわ」
「…………」
「あの。ハリーくんのお母様、おっしゃりたいことはわかります」
後ろから現れたのは、グリーングラス家のお嬢さん、ダフネさんだ。なぜかハリーの頬を両手でつねっている。
「けど……たぶん、ここで代表に選ばなくても……ハリーくんは危ないとこに自ら突っ込んでいくんじゃないかと思います」
「ダフネさん。なんで僕の頬をつねってるの?」
「そうね。理屈では納得しようとしてるけど、危ないことはしないって約束を忘れていることにすっごく怒ってるからかしらね」
「はい。忘れてました。いくらでもつねってください」
「……コホン。それで、その……たぶんそれだったら、まだ代表選っていうバックアップしやすいポジションにおいたほうが……まだマシかもしれません」
「……確かに、そうかもしれないわね。ああもう! 誰に似たのかしら、この子は!」
「俺か? 俺だって言いたいのか?」
ミス・グリーングラスの説得もあって、リリーは矛を収めたようだ。まあ、俺だって完全に納得しきったわけではないが。
「おいハリー……今グリーングラスさんが言った通り、ルールの穴という穴を突いてお前を全面的にバックアップする。だからといって、危ないことがないわけではない。お前に明かさない計画だってあるだろうし、お前が不満に思うこともあるだろう。だが、それも含めて……代表選手になるからには完全に俺らの指示に従ってもらう。ワガママもなし。スタンドプレーもなし。これだけは約束しろ、いいな? もしこの約束を破ったら、お前がなんと言おうが、俺たち全員が契約違反で魔法力を奪われようが……お前をここから引き剥がして海外に連れてく。それでいいな?」
「うん。約束する」
「よし。いいだろう。あと……さっきのお前の言葉はまったくもって正しい。引きずり込まれるのと自らその場に歩み入るのは天と地ほどにも違う。その意気を忘れるな」
「任せて」
これで話はついた。ホグワーツの代表選手で、トム・リドルと競い合うのは……俺の息子、ハリー・ポッターだ。
危険はあるが……代表選手は炎のゴブレットによって強力な保護がされる部分もある。こうなればもう、その保護と周囲の人間を信頼するしかない。
「話は決まったようじゃな? よろしい、では
背後で黙って話の成り行きを見物していたホラス・スラグホーンが、懐から金を溶かしたような色のアンプルを取り出して飲み干す。
フェリックス・フェリシス……幸運薬、ホラス・スラグホーンの切り札だ。
「そんなもの、必要でしょうか?」
「ああ、ミネルバ。残念ながら君に分けるほどはないぞ」
「まあ、興味がないといえば嘘になりますが」
「そのほうがいい。私などいつも幸運薬を飲むという誘惑と戦うことになってしまった」
炎のゴブレットによる代表選手決定の儀式は理不尽極まりないもので、当人に通知せずとも契約を無理やり結んでしまう。
ただし、地球の裏の無関係な人間を無理やり出場させて魔法力を奪う、というのはさすがに通用しないようで、本人がこの代表選手に決定されたという通達を知らされる、という最低限の合意は必要になる(とはいえ……聞いただけで合意したことになるとか
人づてに聞くとどうなるのかとか、そういう細かなところは歴史的に見て記録は残っていない。理想はトム・リドルが直接ラジオで聞いてくれることだ。そのための一番スマートな手として「代表選手を発表するスラグホーン教授が、予め幸運薬を飲んでおく」が採用された。
もちろん「スマートじゃない手」も並行して実施する。クィリナスがバチルダの婆さんの指示のもと、ここ一ヶ月
段取りが固まったところで、バチルダの婆さんが前に出て最後のまとめをする。
「子供たちも入ってきたことだし……おさらいするよ。私らのやらなきゃいけないことだ。ひとつ、トム・リドルの手先である『死喰い人』は分霊箱の儀式を使った不死の兵隊どもだとわかった。あんな連中に付き合ってたら身がもたないし、トム・リドル本人も分霊箱を持っている可能性が高い。奴が『分霊箱』とやらをどう守っているかわからんが、ずっとロンドンで消極的な動きに留まっていたことから、奴の周囲に固めて置いている可能性が高い。この対抗試合は格好の機会だ、あいつは間違いなく強力な闇の魔法使いだが、試合に出ている間は他の動きができない。その隙をついて省や奴の屋敷を漁ってもらう。これに関しては……ちょっとした情報源のアテがある。そいつを遠くないうちに呼びつける予定だから、それから動きを決めるとしよう」
奴らの儀式がうまくいってりゃ(なんかアホみたいなミスをしていてムカデとかに生まれ変わっちまうことを祈りたい)、俺とリリーらで退治したベラトリックス・レストレンジもアミカス・カローも、再び蘇って俺たちに攻撃を仕掛けてくるだろう。
完全な独裁体制が仇となり、リドルの命令待ちをしなくちゃ動けない魔法省の一般職員どもは派手に動くことはないだろうが……大きな裁量を持つ幹部連中は違う。分霊箱なんてとっととぶっ壊してえところだ。
「ふたつ。トム・リドルを魔法契約をもってハメる。ただ、向こうだってバカじゃない。全員の共通目的として意識すべきだけど、これに関してはあまり期待しないほうがいいだろうね。まあ、古い魔法契約について一番詳しいのは私だ。なにか手を考えておくよ。壊したらどうにかなるもんでもないけど、お前たちは炎のゴブレットがなにかされないように守っていてくれ。まあ、平時は誰も触れないとこに置いとく予定だけどね」
どんな強大な魔法使いだって、一時的にも魔法力が奪われればただの人だ。狙う価値はあるが、一方で大技は警戒される。見せ技に留めて牽制に使うべきか? 難しいところだ。
「みっつ。これはハリーの坊やに大いに協力してもらわないとならない」
「僕?」
「ああ。確かに奴は非道で、選挙違反も暴力も厭わない闇の魔法使いだ。だが、それでも魔法大臣という立場にいる以上、大衆の支持ってのはある程度はどうしても必要になる。坊やは……その権威をやつから奪い取るため、なにをすべきだと思う?」
「競技でけちょんけちょんに叩きのめす!」
「そうだ。私はあいつ個人のことをよく知りはしないが……スラグホーンの爺さんや、マルフォイ卿の話によるとずいぶんとプライドの高い男らしい。子供と大人だ、相手に花を持たせよう……なんてのはありえるのかい?」
「奴が自ら敗北を受け入れるなど、ありえんな」
マルフォイ卿がそう述べる。俺の感覚としても同意見だ。
「……だ、そうだ。もちろん、魔法の能力などで大いに差があるのは間違いない。だが、この対抗試合の主催はホグワーツだ。ホームの利を生かして徹底的にやり込めてやるんだ、いいね」
「オッケー!」
「懸念があるとすれば……炎のゴブレットが『比較的ではあるが中立的な組織』を指名して、競技の決定側につける可能性があることだ。慣例に則ればそれは現地の政府機関、イギリスなら魔法省になる」
「おいおい、そりゃマズいんじゃないか?」
「選ばれればね。そうなったらちょっと色々考え直さないといけない。だが……私の考えだと、今回炎のゴブレットは魔法省は選ばないに違いない」
「まあ、ほんの少しでも中立な部分があったら驚きだからな、今の魔法省に」
だが、今このトーナメントに関わろうという組織なんか他にあるのだろうか?
まあ、炎のゴブレットが起動しないとわからんものを今とやかく言っても仕方ねえか。話を流すことにする。
「ホームの利、イカサマ、協力者、調達できる道具、時間と場所、人海戦術、観衆の目、子供と大人ということで生じる判官びいき。全部つかって奴の上を行き、プライドと権威をへし折ってやる。以上、この3つが私らの目的だ。わかったね?」
「しゃあ! やるぞ!」
「だいぶ人脈も細くなってしまったが……マルフォイ家は海外の人脈に当たるとしよう」
「グリーングラス家もその判断に追随する。少なくとも、私の見立てではフランス、アメリカ、ギリシャ、南米はトム・リドルを好ましく思っていない。付け入る隙があるはずだ」
「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズは、このイベントという大波に乗り投資先を見つけ、商品を売りまくる」
「おっ、ジョージ。いつのまにそんなかっこいい法人名を決めたんだ?」
「今さ」
「お前たち! 大事な話をしているんだ、余計な茶々を入れるな!」
さあ、ルビコン川は目の前だ。
安全圏で安穏としてるトム・リドルさんよ、玉座を思っきし揺らしてやるからな。
こうして、トム・リドルとの決戦に挑む決意を固めた俺たちは、ラジオで対抗試合の開催、及び代表選手としてトム・リドルとハリー・ポッターの名を発表した。
目論見通り、この発表はリドルの耳までしっかり届いたようで……普段は俺らの放送なんて全部黙殺してる魔法ラジオ・ネットワークだが、今回に限ってはしっかりと追って発表してくれた。そりゃそうだろうな、自分らのキングが最前列に出るんだ。使えるすべての駒を使おうってのに秘密にしたままじゃ組織としての動きがちぐはぐになっちまう。
まあ、ここまでは予想通り。だが、続いての報道は……青天の霹靂だった。
「これに際して、トム・リドル魔法大臣は人事異動を発表。法執行部の新たな部長はバーテミウス・クラウチ氏。闇祓い局の局長は
「やあ、皆さん。私がシリウス・ブラックです。トム・リドル魔法大臣によって十数年、闇祓いをを務めた経験を評価され抜擢していただきました。誠心誠意ロンドンの治安維持に……」
権力を嫌い、権威に唾を吐くシリウス・ブラック。
あいつが絶対に口に出さないような歯の浮くような言葉は、まさしく俺たちがよく知っているシリウス本人の肉声だった。
これにて第三章終了となります。
次話からは最終章です。半年ほどでの完結を見込んでおりますので、もうしばらくお付き合いいただけたら幸いです。
2022/10/26追記
3章に入ってから評価などの傾向が下向く一方でランキング入りが難しくなり、章を締めても変わらず90万字書いた段階から好転する可能性も乏しいと判断しましたので、本作品は一旦凍結いたします。
また別の作品でお会いできましたら幸いです。