タイトルオチだし作者は東方ニワカだしで酷いもんだこれは
私の師匠はなんだかおかしな人だ。
お父さんに勘当されて香霖の所にしか行く宛がなかった私を弟子にしてくれた。
『勘当されてこんなとこ来たの、そりゃ感動もんだね。…ごめんね、くだんないこと言っちゃって』
『え、俺かい?ふっふっふ、何を隠そう俺はな…世紀の大魔法使い!"ロト"さ!』
『いやごめん嘘ついた。本名は八神、八神 真白、あでも魔法使いは本当だよ』
『え?弟子にして欲しい?え、ぅあぇ?お、俺魔法についてはなんにも教えられないけどいいの?』
『…君、変な子だね』
師匠は私が知りたかった魔法については何も教えられないと言った(し、私も師匠が言うならと期待はしないことにした)けど、それ以外のことを教えてくれた。
『いいかい、二次関数ってのはね…そんで、2次不等式ってのはね…』
『え、わかんない?んじゃどこからわからないか教え…あらら』
私は、師匠が魔法を教えれないと言うなら、使ってるのを見て覚えようと思ってた。けど、その思いと反して師匠は魔法を見せず、普通の勉強を教えてきた。最初はなんでこんなことやるのかと疑問に思ったけど、師匠の話す理由を聞いて納得がいった。
『んぇ?なんで魔法にも役立たないようなことするのかって?そりゃ弟子君、あれだよ。君は“こんなこと“と思ってるのだろう?けどね、こんなこともできないようじゃ、何もできないんだよ』
『世の中には順番というのがあるんだよ。脳の発達には様々な刺激がいるんだけど、それにはこういう役に立たなそうな勉強が必要なんだ』
『勉強の科目のそれぞれに意味があるんだ。世の中役に立たないことなんて一つもないんだよ…いやまぁ五つか六つくらいはありそうなもんだけどさ』
あと、師匠には創作の才能が有る気がする。なんだか眠れない夜に、師匠のベッドに入っていったら、決まって師匠は聞いたこともないような不思議な御伽噺をしてくれた。
『眠れないの?それじゃあ、俺がおもしろい話を聞かせてあげよう…あれは世界が魔王という恐怖の根源に支配されて、一人の英雄が
立ち向かった時…』
『ん、眠れないの?んじゃまたお話聞かせてあげるよ。たしか、あれは現実と幻の世界が別れていた時…』
『…はぁ、しょうがないなぁ。お話聞かせてあげるよ…これ聞いたら早く寝なよ。えっとねぇ、あれは空から天使が舞い降りた時…』
…そういえば御伽噺といえば、師匠はいつもなにかの研究をしていたような。
『ん?なんの研究かって?そりゃお前、進化の秘法とマナスティスの同時使用と理性の蒸発を防ぐ方法の解明だよ』
『ん?なにそれって?あー、まぁ生物の強制的な進化を促すのが進化の秘法で、マナスティスは使うと化け物に変貌する魔法かな。どっちも使うと理性がなくなる可能性がある』
『え?やさしいね。そっか、俺には化け物になってほしくないんだ。そんなに俺のこと…けどね、これは
師匠はその後も研究を止めずに、何年かしてついに研究を完成させちまった。
『ついにできた…これなら、大丈夫だろう…多分、エビルプリーストもこれで大丈夫だったし、やる。やろう。大丈夫だ、俺なら…できる』
『…魔理沙、俺を止めるのか?なら、俺にだって考えはあるんだよ…表にでろ、スペルカードルールにのっとって弾幕勝負だ』
『来い、魔理沙!お前がやってきた全てを俺にぶつけて見ろ!』
師匠は強い。余りにも強すぎた。本当に、死んでしまうかと思った。けど師匠が、化け物になっちゃうのは、どうしても嫌だった。
『スペルカード発動!暗符「大魔王の腕」!』
『チっ!このまま全部避けれると思うな!スペルカード発動!聖符「グランドクロス」!』
『なんで全部避けちゃうの!?いやまぁ避けないといけないんだけどさ、…けど、最後のこれを当てて、しっかりきっちり降参してもらうよ!スペルカード発動!「
けど、最後まで立って、隙をついて倒したのは…私だった。師匠はきっと、手加減してたんだと思う。
『うへ〜、あいたたた…ちょっとは手加減してよも〜動いてないのに痛いよ〜。あ、看病ありがとね』
『うん、まだ何にも試してないけど、もうあの研究はやめるよ。うん…別に未練はないよ。魔理沙は弟子なんだ。弟子が不安がることを師匠はやらない、そういうもんだろ?』
『けどそうなったらやることないな…ねぇ魔理沙、師匠にあなたの魔法を教えなさい。ほら、弟子は師匠の言うことは絶対だよ!』
それからは色んな魔法を師匠に教える日々が続いた…
「ていうのが師匠だぜ」
「ていうのがって、あんたねぇ」
そういえば魔理沙に師匠とかいるのかなと思って聞いてみたら、なんだか変な人だなぁとしか思えないんだけど
「その人って、ていうかそんなに知識があるなら本当に人なの?」
「何を言う、師匠はれっきとした人だぜ。ただちょ〜っと長生きなんだけどな」
「何歳なの?」
「なんと見た目は可愛らしい女の子なのに御年■■■歳!」
少なくとも人ではないわね。多分、種族としての魔女なんじゃないかしら。
「まぁいいわ。それより、今日はなんでここに来たの?まさか…」
「あぁ、異変だぜ。それも魔法の森で」
やっぱりね。
「というか、魔法の森で異変が起きてるならそのお強い師匠に頼むか自分で行って終わらせればいいじゃない」
「いや〜、それが今回の異変は師匠が原因?みたいでなぁ…」
魔理沙が言うに、その師匠を探しに来たでかいひよこみたいなやつが開けた裂け目から次々と化け物が入ってきたらしく、その化け物自体は師匠が粗方片付けたのだが、少数がそれから逃れて暴れるせいで、魔法の森に住む妖怪や魔法使いたちがパニックになってるらしい
「師匠は『え゛っ!?ヒヒュルデが復活して、オムド・ロレスが再起動されて、挙げ句にガルマッゾがやばい機械と融合してやばいことになってるって!?行かなきゃ(使命感)』って裂け目の中にすっ飛んでったから今はいない。だから、私達でこれを解決しようってことだぜ!」
「…ジー」(ジト目)
「なんだよ」
成る程、読めたわね
「あんた師匠に褒められたいんだ」
「なっ、ばっ、そういうんじゃねぇよ。私は、その…師匠の役に立ちたくて…あと、私の師匠をしんゆ、霊夢にも自慢したくて…その…」
こいつは師匠に相当お熱みたいね。まぁそりゃそうよね。一人しか頼れる人がいない中で自分が頑張ってた魔法を優に超えた魔法を扱う人が、弟子にしてくれたらしいし、憧れないわけないし、自慢の存在にならないわけないわね。
「まぁいいわよ、行ってあげるわ。けど勘違いしないでよ。博麗神社の威光をみんなに知らしめるためなんだから」
「!…それ、結局賽銭のためだろ。まぁいいや、んじゃ頑張ろうぜ!」
全く、その師匠とやらは幸せ者ね。
一方話題の師匠は
「ヤイ!オムド・ロレス!今の僕は最強だよ。アタカンタもマホカンタもあるし会心完全ガードだし闇の衣を纏ってるし全ステータスを強化してるからね。さぁ、人に作られた魔物であるお前なら俺の言葉だってわかるだろ?さっさと神妙にお縄につ「いてつく波動」調子に乗ってすんませんした。」
「ちょ、ちょっと!諦めるんじゃないわよ!WORLDのマスターとマデュラーシャとあなたでそれぞれ手分けして倒すんでしょ!ならもっと頑張ってよ!そうじゃなきゃ私まで巻き込まれちゃうじゃない!」
いや、久々に戦う人に向けての言葉じゃないだろそれ。というかなんでったって俺なんだよ。
「うーん、バフがないのはちょっと、いやもうまじで不安だけどやるしかないか」
「喰らえ、オムド・ロレス!これが俺の得意な呪文、神速メラガイアーに連続ドルマドンだ!」
まさかあの後オムド・ロレスがオムド・レクスになって、それを倒したらガルマザードとヒヒュドラードと合体してまじやばいことになるとは思わなかった。
「本当に今回は負けるかと思った」
「そういうな。貴様には我と同じかそれ以上の力を持つ可能性があるのだ。今は弱いかもしれぬが、修行を続けるなり、進化の秘法を使うなりすれば、いずれ何かの拍子にぐんと力が伸びるやもしれぬぞ」
「そうかな、そうかも。うん、頑張ってみるよ!ありがとうマデュラーシャ」
「礼には及ばんよ。まぁ、我も負ける気はない。お互いに精進しようぞ」
ごめんねマデュラーシャ。俺、お前のことゲームでぼこぼこにしてたからぶっちゃけ弱いと思ってたけど、体は勿論、心まで美しく強いんだな
「あーあー、う゛ん゛ん。みんな、ありがとう。今回ばかりは神獣界が本当に危険だったから、助けてくれて本当にありがとう。私達は感謝を伝えても伝えきれないほど感謝してる。だから、里のみんなでお祝いをすることにしたから、良かったら来て欲しいの…どう?」
「…行く?俺はみんな行くなら行くけど」
「我は行くぞ。貴様もそうであろう」
「…」コクッ
なんか喋れよ
「それじゃあ、行きますか!」
「うぃ〜ただいま〜帰ったお〜♪」
「…師匠」
「どったのどったの、えぇ?魔理沙も楽しくないの?ほら、スマイルだぜスマイルゥっ!?」
「…」ダキッ
「うぉぉ、いきなり抱きつくなよ」
「師匠…褒めてくれよ。私、裂け目から出てきた化け物…倒したんだぜ」
「…そうか、すごいな魔理沙は」
「…頭も撫でてくれ」
「はいはい」
「…霊夢ってやつがいてさ、私の友達なんだけどさ…」
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これで以上です