ハリーは驚いた。
ここは大広間で、今は朝食の時間だ。
許可されているとはいえ、四六時中ペットを連れて歩くだなんて。


「ねえロン、魔法界はあれが普通なの?」

「まさか。でもジョージが言うに、スネイプも諦めたらしい。授業にも連れていくんだってさ。」

「スネイプが?」

「ウン。でもほら、スリザリンだろ。きっと贔屓されてるんだ。」


ハリーはあまりそう思わなかった。
スネイプは魔法薬学で妥協を許すタイプではなさそうだったが、まあロンの家族が言うなら間違ってないだろう。考えるのをやめ、目の前の糖蜜パイに齧り付いた。

ふと視線を感じ、顔を上げる。
灰色の瞳がじっとこちらを見つめていた。




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