敵との戦いが終わった世界には、連装砲ちゃんの居場所は何処にもありませんでした……。
 『自律型海上機動砲台』として生を受け、敵と戦う宿命を背負いながら必死に生きて来た彼に待っていた物は、相棒を失った事による孤独。そして、彼を必要としなくなった祖国。

 独り死に場所を求め海を彷徨う連装砲ちゃんでしたが、まるで何かに導かれるように小島へ上陸し、洞窟へと入ってゆきました。

「おや……こんな所に客人とは珍しい。フッフッフッ……小さなお客さん、俺はここさ」

 洞窟の中で連装砲ちゃんは見ました。
 自分や艦娘よりも以前に開発され、歴史の闇に葬り去られた『対深海棲艦兵器』の失敗作を……。
  その1()
  その22025年09月22日(月) 23:20()
  その32025年09月22日(月) 23:25()
  その4(終)()
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