時は安土桃山。戦乱の世。呪術全盛の平安からは一歩劣るが、それでも未だ呪術師の価値は高い時代。そんな時代に、加茂家に生まれた転生者が持っていた術式は「反重力機構」であった。

 カスみたいな出力と持続時間のこの術式だが、しかし彼は可能性を見出した。

「重力なんて、強者が使う能力じゃん」

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