レオ・リールウッドは、死者が薄っすらと視える、うらぶれた葬儀屋。口を利かない死者を相手に、町の隅でひっそりと生きてきた。

そんな彼に、ある日、騒がしい客が取り憑いた。
名乗るは――誰もが知る英雄譚『ガレンとルベールの旅物語』の大英雄ガレン。何百年も前に、死んだはずの英雄その人だという。

胡散臭いし、やかましいし、おまけに、どうやっても離れやしない。
そのくせ時々、軽口の裏に何かを覗かせる。

この騒がしい相棒は、いったい何を隠しているのか。
  一話 葬儀屋と自称英雄()
  二話 初めての旅()
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