昔々、21世紀から遡って8000年ほど昔の縄文時代。
地球に月の高度技術が詰まったタケノコ型宇宙船『もと光る竹』と月の思念体『かぐや』が飛来。
先進的すぎる月文明が持つ技術は、本来在るべき人類史を大きく変える恐れがあると、歴史を修正するために、抑止力(アラヤ)は抑止の守護者を送り込んだ。
しかし、対象物である『もと光る竹』はひどく損傷しており、月由来の文明がこれからの人類史に介入することはなかったのだ。
つまるところ、危険度が閾値を超えたので守護者を派遣したが、現界した時点で事態はすでに収束していたのである。
【悲報】アラヤ、不必要に抑止の守護者を送り込む。
アラヤは、本来ならば抑止の守護者をバックアップするために供給する魔力を打ち切ることに決め、魔力枯渇によって現界不能になるのを待つことにする。
端的に言えば、餓死するまでの放置プレイである。
しかし召喚された地は神秘に溢れる縄文時代。世界に満ちる真エーテルは現代の魔力とは比較にならないほど高密度かつ高純度で、尽きることなく存在していた。
降り立った抑止の守護者ーーエミヤは単独行動スキルも相まって、己の現界を維持するのには困らなかったのである。
終わりなき抑止の任務に就き続けてきたエミヤにとって、それは急遽与えられた余暇期間だった。(なお縄文時代)
最低限、月からの飛来物を確認し、異常がないことだけ確かめて立ち去る。そう決めた矢先、現代日本語で語りかけてくるウミウシに出逢うところから運命は始まる。
これは、正義の味方を目指した男の成れの果てが、一人ぼっちの月の姫を救う物語である。
※作者な超かぐや姫!の映画本編、小説等、未履修です。
※原作視聴済み推奨()
※独自解釈、独自設定が含まれます。苦手な方はブラウザバックを推奨いたします。
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