新学期、比企谷八幡の隣の席になったのは、明るくて距離の近い少女――橘ひなのだった。

一人で過ごすことを好み、他人の親切に意味を求めない八幡。
そんな彼を、ひなのは昼休みの隠れ場所まで何度も探しに来る。

一緒に弁当を食べ、新聞委員として校内を回り、季節を重ねていくうちに、二人の間にあった距離は少しずつ縮まっていく。

けれど、過去の経験から好意を信じられない八幡と、自分の恋心に気づいた途端、素直に近づけなくなったひなのは、互いの気持ちを何度も勘違いしてしまう。

探す人と、見つけてもらう人。
隣にいる理由を言葉にできない二人が、すれ違いながらも本当の気持ちへたどり着くまでの、学園ラブストーリー。

――この恋は、勘違いじゃない。
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