新暦63年。
ミッドチルダの地下研究施設で「失敗作」として処分されようとしていた少年・カイリは、黄金騎士《牙狼》ジン・アストライアに救われる。
自らの命に価値を見出せなかった少年は、ジンとの日々の中で初めて家族と居場所を知り、一人の人間として生きることを覚えていった。
――それから12年。
黄金の鎧と《牙狼》の称号を受け継いだカイリは、魔戒騎士として人知れずホラーと戦い続けていた。
だが機動六課との出会いを境に、古代ベルカから続く黄金騎士と原初のホラーの因縁が再び動き始める。
「失敗作」と呼ばれた少年は、受け継いだ黄金を胸に何を護るのか。
これは、カイリ・アストライアが**“護りし者”**となる物語。