「ねえ、パチェ。夜更かしに理由って必要かしら?」
「必要ないでしょう。少なくとも、私に聞くことではないわね」
紅魔館の地下図書館。紅茶を飲み、お菓子をつまみ、ときには難しそうな話をする二人。
……いや、別にそんな小難しい話ばかりするわけではない。
「要するに、貴女は暇なのね」
「違うわ。私は夜を有効に使っているのよ」
「それを暇と言うのではなくて?」
二人の会話に、いつも結論があるとは限らない。
そもそも、結論を出すために話しているのかどうかさえ、怪しいものだ。
これは、夜更けの図書館で交わされる、吸血鬼と魔女の会話劇。
本を読むように、夜の静けさを味わうように。
ときどき立ち止まり、ときどき脱線しながら、夜はゆっくり更けていく。
「必要ないでしょう。少なくとも、私に聞くことではないわね」
紅魔館の地下図書館。紅茶を飲み、お菓子をつまみ、ときには難しそうな話をする二人。
……いや、別にそんな小難しい話ばかりするわけではない。
「要するに、貴女は暇なのね」
「違うわ。私は夜を有効に使っているのよ」
「それを暇と言うのではなくて?」
二人の会話に、いつも結論があるとは限らない。
そもそも、結論を出すために話しているのかどうかさえ、怪しいものだ。
これは、夜更けの図書館で交わされる、吸血鬼と魔女の会話劇。
本を読むように、夜の静けさを味わうように。
ときどき立ち止まり、ときどき脱線しながら、夜はゆっくり更けていく。