西暦2072年、人類はX=現在/第一次元・Y=未来/第二次元・Z=過去/第三次元に続く第四の次元軸『W=可能性』に存在する無尽蔵のエネルギーを取り出すことに成功した。

その装置の名称は次元間電磁誘導装置。

通称「コイル」。

「コイル」の発明により、旧来の発電・送電システムは過去の遺物となり消えていった。

だが、「コイル」とは別に、徹底的に秘匿された無尽蔵のエネルギーを取り出すことが出来るシステムが存在した。

「意思を持った電気信号」。

「人の意志」ともいうべき「莫大な電気信号」が記述された電気、Will'oである。

これは、Will'oを扱う少女と違法コイルを回収する男とアンドロイドの話である。

「私18だから少女って歳じゃないんだけどね」

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