宿敵との戦いに敗れ、それでも男は満足だった。たとえ銃剣(バイヨネット)が届かずとも、辺獄(リンボ)への道行しか残されておらずとも、男にとって祝福に値するものであった。
 しかし、偶然か必然か、はたまた彼が信じた「神」の導きなのだろうか。男に与えられたのは新たな光だった。
 化物へと成り果て、朽ち果てた男は再び銃剣(バイヨネット)とともに歩み出す。狂信の名のもとに。
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