【不特定】「現実的な」歴史的逆行、異世界転移もの
原作:オリジナル
古今東西、日本を含む国家や人が転移逆行して技術力の低い軍隊相手に無双、なんて小説はありふれているわけですが、実際そうはならんやろ。というような展開も多いわけです。現地人がかなりバカだったりするパターンもちょっと食傷気味...
そこで、実際に未来や異世界の概念が持ち込まれた世界で起きる事をリアルに考察した小説を紹介していただきたいです。
ジパングとか法解釈周りの葛藤がリアルでいいですよね。
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こういうの?
両方とも主人公がやったことがバタフライエフェクトみたいにちゃんと世界全体に影響して歴史が変わってる
貴族になったが、未来がヤバかった
https://ncode.syosetu.com/n3687bi/
日露戦争よりも前のドイツ貴族に転生した主人公が軍に入り未来知識を使ってドイツを強国にしていく
現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変
https://ncode.syosetu.com/n3297eu/
2000年代の現代を舞台にした乙女ゲーの世界に1990年代に華族として転生した女主人公が色々とやらかす
90~00年代にかけた時事ネタをやったり未来知識と財力で日本社会を改変してる
山田治朗
19世紀のロンドン、下層民の女の子として生まれる
https://ncode.syosetu.com/n4060hi/
多少歴史知識で転生先の時代背景を知っている程度で一般人レベルの知識なんで、チートが必ず上手く行くわけでも無く、地道に未来知識で立身出世を目指します。
くろれん
戦国小町苦労譚
https://ncode.syosetu.com/n8406bm/
主人公の女子高生が戦国時代にタイムスリップして信長の下で少しずつ歴史改変する話。
主人公が何故戦国時代に詳しいか、そして戦国時代にあるもので
何が出来るかを理解している理由が明確になっている。
また、主人公の知識を信長が上手いことかみ砕いて使っているところも印象的。
主人公「(仕事を減らしたいから)休むことの重要性とストレスの意味を説明」
信長「なるほど、つまり城攻めで敵に休憩を与えなければ敵にストレスを与えられるのか」等
酒井 遼太郎
何も銑十郎元帥
https://ncode.syosetu.com/n5036en/
エタ、林銑十郎に転生もしくは憑依
斯波武衛家顛末記
https://ncode.syosetu.com/n7539ed/
エタ、斯波義統に転生
なにわの総統一代記
https://ncode.syosetu.com/n0962hc/
完結、アドルフ・ヒトラーに憑依、
日本本土決戦!「独立第7師団かく戦えり」 ~戦国自衛隊に捧ぐ~
https://ncode.syosetu.com/n2730cr/
完結、自衛隊転移、鬱展開
令和時獄変
https://ncode.syosetu.com/n0388fy/
完結、日本転移
スカイキッド
令和時獄変
https://ncode.syosetu.com/n0388fy/
「現代の日本が太平洋戦争に丸ごと転移したら?」
というテーマをかなり本格的にシミュレートした作品。未来の技術で無双する描写も勿論あることにはありますが、どちらかというと輸出入が途絶えた上で戦時状態に突入した日本をどのように生き残らせるかが主題になっています。
現代の日本で「総力戦」をするには法律含めてどうするか?
物量差と技術格差があまりにも大きい相手(=戦中の米国)と戦争するにはどうするか?
輸入の絶えた中で日本が必要とする膨大な石油を入手するにはどうするか?
いっしょに転移してきた在日米軍や外国人たちは?
需要が壊滅した国内産業を維持するには?
満州や当時の日本軍占領地域の扱いは?
転移時に人工衛星が消えたことで消滅したGPS網や衛星通信網を早期に(かつ一時的にでも)復活させるには?
作品自体もテンポが良く読みやすいのでオススメです。
鈴林兆太郎
甲殻類氏の作品
https://mypage.syosetu.com/46185/
この作者の作品群は基本的に、日本史上の人物に転生した転生者の功績がその後の歴史にどのような影響を与えたかを描く作品です。
薩摩転生 ~サツマン朝東ローマ帝国爆誕~
1587年の島津家が何故か1453年の黒海沿岸に転移して周辺国で大暴れする作品
https://ncode.syosetu.com/n7377gh/
オレンジライナー
鷹は瑞穂の空を飛ぶ~プラスチックの専門家が華族の娘に転生したので日本は化学立国になります~
https://ncode.syosetu.com/n1453gs/
タイトル通り、令和日本の研究員が明治時代に転生して、持ち前の化学知識で日本を変えていく話です。
かなり大規模な歴史改変が起きてますが(例:ロシア革命が起きずソ連が誕生しない)、そこに至るまでの理由づけが丁寧で、それでいてテンポが良いので読みやすいです。