幻想郷にも秋が来た。
その秋の月は綺麗だった。
ある人間が言った。
こんなに月が綺麗なら大きな宴を開きたい、と
ある妖怪が言った。
それなら大きな宴を開きましょう、と
普段は相容れぬ人と妖。だが今秋ばかりは違った。人間の里での宴会。誰もが宴会の日を待ちわびていた…
だが悲劇は起きた。
外の世界の毒素に辺境は侵された。自然は崩れ、妖精たちはもがき…沢山の人間が苦しんだ。それに感化されてか、妖怪たちも弱り切った…
辺境の民達は外の世界を憎んだ…
その憎しみは「不運にも」辺境に迷い込んだ余所者にぶつけられた。過酷なまでの仕打ちを…自らが受けた苦しみを余所者に与え続けた…
余所者は苦しんだ
余所者は懇願した
余所者は絶望した
やがて…余所者は自分を失った…
満月の夜…辺境を希望が満たす時、
満月の夜…余所者が憎悪に呑まれる時、
龍の怨炎が…幻想郷を焼き尽くす…
その秋の月は綺麗だった。
ある人間が言った。
こんなに月が綺麗なら大きな宴を開きたい、と
ある妖怪が言った。
それなら大きな宴を開きましょう、と
普段は相容れぬ人と妖。だが今秋ばかりは違った。人間の里での宴会。誰もが宴会の日を待ちわびていた…
だが悲劇は起きた。
外の世界の毒素に辺境は侵された。自然は崩れ、妖精たちはもがき…沢山の人間が苦しんだ。それに感化されてか、妖怪たちも弱り切った…
辺境の民達は外の世界を憎んだ…
その憎しみは「不運にも」辺境に迷い込んだ余所者にぶつけられた。過酷なまでの仕打ちを…自らが受けた苦しみを余所者に与え続けた…
余所者は苦しんだ
余所者は懇願した
余所者は絶望した
やがて…余所者は自分を失った…
満月の夜…辺境を希望が満たす時、
満月の夜…余所者が憎悪に呑まれる時、
龍の怨炎が…幻想郷を焼き尽くす…