世界には光があった、そして世界には闇があった。

それはやがて力を付け、強大な化身「神」と姿を変えた。

二人の神は、数億の軍勢を作り、そして戦争を始めた。



そこには、正義も悪も無かった。

有るのは、「更なる力を身に付ける」と言う物だけ。

そして互いが争う内に、その力は世界に溢れ、別の力となった。

例えば炎は、全てを灰にした。

例えば氷は、時間さえ凍らせた。

例えば水は、全てを飲み込んだ。

例えば雷は、全てに等しく裁きを与えた。

例えば大地は、全てを崩壊させた。

例えば風は、全てを切り刻んだ。



そして戦いは終息し、力は世界にとって、ただの彩りとなった。

そう、ただの彩りに。
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