街の中心の噴水広場。人々が集う池の中。
 私の恋人は、()()()()()

「水面に見知らぬ男が見える」
 その不思議な現象に出会ったのは、今から半年前のことだ。
 なにしろ色気のあるおじさまだったから、私が恋に落ちるのに、大して時間はかからなかった。

 彼はいったい、誰なのだろう?
 どこに住み、どんなことを好むのだろう?

 私は彼に会いに行くことにした。
 胸の中で無限に増大し続ける、この想いを伝えるために。
 たとえそれが一方通行の愛だとしても――



 “ヤドリギ魔法堂”シリーズ第2弾。
 現代ファンタジー小説。
  01.水鏡の底の恋人
  02.逓信2018年07月16日(月) 17:33
  03.蜜のごとく甘く2018年07月16日(月) 18:03()
  04.片想いエントロピー増大則()
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