ジョジョの奇妙な冒険~アメジストのif物語~ 作:Tarako@如月銘酪
初めての方ははじめまして!
こちら、ジョジョの二次創作、「アメジストのif物語(アメif)」を投稿しています!Tarako@如月銘酪です!Tarakoでも、めいらくでも、どちらでも!お気軽に呼んでください~!
プロローグ、1~4話まで読んでいない方は、ぜひプロローグからお読みください!
プロローグ
↳https://syosetu.org/novel/237782/1.html
一話
↳https://syosetu.org/novel/237782/2.html
二話
↳https://syosetu.org/novel/237782/3.html
三話
↳https://syosetu.org/novel/237782/4.html
四話
↳https://syosetu.org/novel/237782/5.html
となっております!
ここでかるーく登場人物の紹介をします!
ディオ・ブランドー
レッドタイガーアイのような、冷徹な瞳を持つ男。ジョナサンとは友達。
ジョラル・ジョリオ
アメジスト色の瞳を持つ男。 精神年齢は低め。いざとなったら頭は回る
ジョナサン・ジョースター
ターコイズ色の瞳を持つ男。不動産王で、お金持ち。
エリナ・ペンドルトン
ブルーアパタイトの瞳を持つ女性。ジョナサンと、十年間恋人をしている。
あらすじ
瑠が逃げ、ジョラルはジョースター家に馴染めるように生活を彼らと共にしていく。
そんな中、ジョナサンはディオとエリナ、そしてジョラルを交えてとある話をしていた。
ファイブロライト…石言葉は『警告』
ジョースター家
その日は、奇妙にも天気雨の日だった。
窓から、ジョラルが晴れているのに降っている雨を見て、仗助に尋ねてきた。
「晴れなのに雨だ…?」
「あぁ、俗に言う天気雨ネ。狐の嫁入り、とも言うらしいぜ。」
子供のようにまっすぐな瞳で、チョクに疑問を伝えてこようとしている
「あー、晴れなのに雨が降ってると狐の嫁入りっていう伝説…?見たいなものかな…」
小首をかしげつつ、コーヒーを一口含む。口の中に苦味が広がった。
「そーいえば、承太郎さんは、どこにいったんすか?」
仗助が質問した相手はジョナサンだった。
「あぁ、スピードワゴンの所で資料を見に行っているよ。」
高校生なのに高校生らしくない冷静沈着な性格で、少し近づきがたい、承太郎さん。
「…俺、少しは馴染めてるかな?」
一週間もここにいるけれど、本当にここに居ていいのか。それは、ずっと消えない悩みだった。
「馴染めてると、俺は思うぜ。」
仗助は、笑いながらそう言った。
台所で洗い物をしていたジョナサンは、全て洗い終わったのか、タオルで手を拭きながらジョラルに言った。
「あ、ジョラル君、今日は少し僕と遊びに行かない?」
大学生(仮)に対し、小学生に質問するような物腰や態度は、本当の紳士らしい、とジョラルは思った。その後、自分が質問された相手だと言うことに気づき、あわてて
「あー、もちろんだ。」
と言った。
「所で、どこに行く予定なんだ?」
天気雨なので、傘を持ち、道を歩いていた。ジョナサンは思い出した、と言う風に「あ、」と溢した。
「君は会うの初めてかぁ…これから会うのは、僕の恋人、エリナペンドルトン、そして、ディオ・ブランドーという人さ。エリナは、とっても優しくて、僕が全身打撲になった時も手厚く看病してくれた優しいひとなんだ。ディオはちょっと鼻につくしゃべり方をするけど、中身はとってもイイヤツで、義理の弟なんだ。」
その後話してもらった内容によると、瑠…この前襲ってきた奴の父親…に、当たるらしい。
果たして、本当にいい人なのかいよいよ怪しくなってきたぞ、と思いながら、とあるカフェについた。
「ここで待ち合わせをしているんだ。さ、入ろう」
ジョナサンがリードする形で中に入る。静かな店内だった。オーナーは、中でグラスを磨いている。
窓際の席に、二人の男女がいた。ソレ以外には誰もいなかった。一人は長い金髪をなびかせ、もう一人は真っ白な肌に、金髪の男。目は真っ赤であり、強いて言うならレッドタイガーアイ。そしてただ者ではない…という雰囲気を漂わせている。
その真っ赤な瞳が、ジョナサンをとらえる。
「やあ、ジョナサン。」
手を、ヒラヒラ、と降り、ジョナサンに話しかけた。
「あぁ、ディオ!君と会うのが待ち遠しかったよ!…それにエリナ!君と会えるなんて今日は最高の日さ!」
まるで乙女のように話しかけてくるものだから、ディオと名乗る男は「チッ」と舌打ちを鳴らした。エリナと言われたブルーアパタイトのように深く、そして透明な瞳を持つ女性は、ジョナサンと同じように
「えぇ、私もよ、ジョナサン!」とはしゃいだ。その雰囲気に飽き飽きしていたのか、ディオがまた、「チッ」と鳴らした。
「えぇ、っと、ジョナサンさん…」
ジョラルがはなしかけた事で来た目的を思い出したジョナサンは、明らかに恥ずかしい、と顔を赤くした。
「ごめん…さて、えっと、ディオ、君と僕で話し合わなきゃいけない事があるんだ。手紙に書いた通りね。」
コーヒーを飲んでいたディオの手が止まり、ジョナサンを見つめ、そして目を閉じた。
「わかった。席を別に移そう」
ジョナサンは、にこにこと笑いながら、ジョラルにこう言った。
「エリナと、お話をしていてよ!きっと面白い話が聞けるはずさ!」
全く、酷いわよね、とエリナは溢した。
天気雨といってもまだ夏の真っ盛り、アイスコーヒーを頼み、二人してやることも聞くこともする事も見つからず、痺れを切らしたエリナが、開口一番に言った言葉だった。
「え?」
付き合っていて、そんな言葉がでるなんて!と、拍子抜けしたかのようにジョラルは聞いた
「…だって、私はジョナサンとは、デート出来ると思って、おめかししてきたのよ。なのに、ディオと話に行っちゃって…」
よく見れば、服装はもちろんデート用、というに華やかな服装だった。
「すみません、俺が来たばっかりに。」
少しうつむきそう言うジョラルをみて、エリナは慌てて
「そ、そんなことないわ!あなたにも、事情があるのでしょう?仕方がない事だわ。それに、私はジョナサンをずっと、支えたいと思っているの。それに、私、意外と強いのよ!」
たくましい女性は、天使に微笑むようにそう言った。
「あなたは、つよい、んですね…」
絞り出したみたいな声でジョラルは言った。
「…?」
きゅ、と自分の右手を握りしめ、圧し殺した声で。
確かに、ジョナサンさんが言った通り、とても優しかった。心地よい雰囲気に飲まれて、溢してしまったその言葉は、止まることを知らない。
「俺は、ほんとは怖かったんです…守れなかった。覚悟や、勇気、なんて言っておいて、自分じゃなにも出来なくて。強く、なりたいんです。どうしようもなく、誰よりも、強くなって、助けたい。本当に、助けたいんです。…誰かはわからない。でも、俺は、そうしたい。今より強くて、自分の道を切り開ける様に…用は、嫉妬してるんです。弱い弱いって、逃げて。…だから俺は、強くなりたい。」
こらえている様に、震えた声で、少しずつ話したジョラルは今にも泣きそうな顔をしていた。
「…なんで、そんなことを心配するの?」
エリナは、昔の誰かの姿とジョラルを重ねていた。
「あなた、強くなりたいなら、言うことよりも先に、行動しなくちゃいけないんじゃないの?」
まっすぐ、アメジストの、透明で、不安定な、その瞳を見つめる。
「言ってるだけで、行動しない人が、本当に弱い人なのよ。勇気や覚悟っていうのは、行動して表されるんじゃないの?」
ジョラルは気づいた様に目を見開いた。
「出来ない、出来ないって言ってて出来るの?夢物語だけで終わらせるの?その程度なのね?」
ブルーアパタイト。真実を告げる伝達者の石。
まっすぐで、曇りの無い、宝石の瞳。
「…そう、でした。…そっか、俺、行動してない…」
ジョラルとエリナは、アイスコーヒーを飲んだ。ほろ苦い味が、口いっぱいに広がった。
ジョナサン、ディオ
「さて、ディオ僕が言いたいこと、分かるよね?」
ターコイズの瞳は、明らかに憤怒を表している。
「俺が、見ず知らずの男の父親って、話だろう?」
ホットコーヒーから湯気がたつ。
「なぁ、ジョジョ。俺がなにしたって関係ないだろ…?俺は、あの時そう言う行動をしなくっちゃいけなかったんだ。」
ディオは、悪びれもせず、堂々と座っている。
「…僕はね、ディオ、確かに悪いと思っているさ。それに、君がなにしようが関係ない、と言う意見にも賛成するよ。どうせ血は繋がってないんだ。」
ディオは、あれ、と思った。明らかに雰囲気が違う。本気で怒っている。
「でもね…ソレが、僕らに関係している、と言うことが重要なんだよ。」
天気雨は、止もうとしていた。
さて、いかがでしたでしょうか!
次回予告
第六話「警告は無視された。」
です!次回も引き続き、ご覧ください!
毎週土曜、18時投稿です!
Tarako、豆知識~!
ターコイズの意味は成功、繁栄、健康。
レッドタイガーアイの石言葉は、洞察力、判断力
です!
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