その少年は決して大きくない村に住んでいた。だが彼は幸せだった。会えばお菓子をくれる隣のお爺さんお婆さん。毎日のように遊んだ親友達。時には厳しいが、いつも優しくしてくれる両親。いつだって味方をしてくれる姉。だがその幸せは一瞬で壊れた。少年は呪った…自分の弱さを。少年は憎んだ…あのバケモノ達を。少年は悟った…神に願っても無駄だということを。