阿伏兎(不死者)に転生したサラリーマンの物語   作:アルトリア・ブラック(Main)

19 / 19
エンディングだけの話です。

短いですけどごめんなさい


END『エンドロールのない人生』

ー????ー

 

虚との戦いが終わり、物語はエンディングを迎えた。

 

自分より年老いて行く彼らを見て少しだけしんどくなったのは内緒の話だ。

 

「阿伏兎より歳上になったなぁ〜俺も」

 

「背丈だけはな」

 

神威も良い歳になり、結婚相手も見つけて平穏な生活を送っていた。

 

第七師団はもう引退し、地球で生活する事になったのだが…

 

(…地球のアルタナでも生きられる性能とか求めてねぇ…)

 

自分は江華のようなタイプではなく、どちらかというと虚のように他の星のアルタナに少しだけ耐性がつくようなタイプらしい。

(心臓に別の星のアルタナをモロに食らっても即死しないタイプ)

 

まぁ、とは言ってもそんな数千年単位で長生き出来る程の性能でもないが

 

「にしてもお前さんが子供を作るなんてなぁ、あの頃の団長に見せたら笑いながら殺しに来るだろうな」

 

そう言うと神威は笑いながら隣を座る

 

「あのさぁ、阿伏兎」

 

「なんだ?」

 

「ありがとうネ」

 

「……ハイ?」

 

豆鉄砲を食らったような顔になる。

 

「…そんな驚いた顔しなくても良いだろ…」

 

「いやいや、お前さんが人にお礼を言うなんて…明日には虚復活か?」

 

「今それになったら洒落にならんからやめて、お前には負けるけど、俺もそこそこな年になってある程度周り見えるようになったからさ、一応礼は言っておこうかなって」

 

「一応…ね」

 

ジト目で見ると笑って来る神威

 

「俺も母さんのおかげで長生きの分類には入れて、お前がメソメソするの見なくて済むのも嬉しくてさ」

 

「メソメソなんてしねーけど?!」

 

そう叫ぶ阿伏兎に苦笑いする神威

 

「阿伏兎はさ、将来どういう最期迎えたいの?」

 

「…は?」

 

神威は微笑みながらそう問いかけて来る。

 

「俺たちの死んだ後の話だから地球破壊しても構わないケド」

 

「…めんどくせぇからしねぇ」

 

「えー?阿伏兎のことだから簡単そうに見えたけど」

 

そうヘラヘラ笑う神威に無言になる。

 

「………」

 

「アルタナの不死者ってこの星にある漫画に出てくる不老不死より幸せだと思うよ」

 

神威はそう言って漫画雑誌を渡してくる

 

(…またなんつーもんを…)

 

「…幸せかどうかはしらねぇな…」

 

そう呟くと神威は「それもそうだけど」と言い、漫画雑誌のとあるページを見せる

 

「生きる意味を見出せずに虚みたいにならないように、俺から最後のお願い⭐︎」

 

神威は若い頃のように笑い

 

「俺の子供や孫達もよろしくね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねー、あぶとー、あぶとって何歳?」

 

「100辺りから数えてねーな」

 

「じゃあ、ふじみのカミサマだぁ〜」

 

「…なんだその頭の悪い答え…てか、不死身って言葉誰から聞いた?」

 

少年は笑い、阿伏兎の膝にダイブする。

 

「ひーひーおじいちゃんから」

 

「…やっぱり、あの馬鹿隠す気ねぇじゃねぇか…」

 

少年は足をパタパタさせながら楽しそうに阿伏兎の方に絵本を見せる

 

「ふろーふしってしあわせ?」

 

あの馬鹿に似た瞳で、江華に似た見た目でそう言って来る。

 

「………幸せだな」

 

頭をぐりぐり撫でながら言うと「うわー」と言う少年

 

「時も経てばこの街も随分様変わりするのを見ていられるしな」

 

青い空に向けてそう呟く




ハイ、エンドロール1「エンドロールのない人生」完結です。

神威(享年???)
江華の血の突然変異なのか、ボケることなく3桁ギリフツーに生きた
(流石に後半は寝てることが多かったが)
晩年期の趣味は漫画を読むこと、自分が死んだ後の阿伏兎の事が少しだけ心配になってたときにとある漫画を見て提案した。

阿伏兎
江華と同じ星のアルタナでしか生きられないはずだったが、第七師団副団長としていろんな星を行っていたせいか、ある程度別の星のアルタナぬ耐性がついてしまった。
でも、最後まで虚のようになることはなかった。
それは神威と江華から託された願いがあったせい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(必須:50文字~500文字)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

銀魂:白銀ノ魂録実況プレイ 虚ルート(作者:一億年間ソロプレイ)(原作:銀魂)

銀魂の架空アクションRPG(エディットキャラ投入型)の虚ルート開拓実況プレイ(生首饅頭風味)という体の小説です。▼淫夢要素はないです。▼妄想を多量に含んでいます。▼現在番外編更新中です。


総合評価:2424/評価:8.8/連載:22話/更新日時:2026年03月23日(月) 00:00 小説情報

夜兎の営む呉服店(作者:とんちき)(原作:銀魂)

前世の記憶持ちの主人公が、万事屋のメンバーを中心とした個性豊かな面々と駄弁ったり事件に巻き込まれたり商品を売ったりするお話。▼


総合評価:5844/評価:8.03/連載:6話/更新日時:2018年11月25日(日) 01:13 小説情報

もう1人のバカ兄貴(作者:佐倉シキ)(原作:銀魂)

▼神威と神楽の間にもう1人兄弟を突っ込んだ話。▼幼い頃に離れ離れになった神楽のもう1人の兄と、万事屋達の出会いの話です。▼2025/9/14 全話の文章を大幅に改正しました。▼ネタバレになりますがデッドエンドです。苦手な方は読まないで下さい。


総合評価:548/評価:9.25/完結:25話/更新日時:2024年10月06日(日) 21:35 小説情報

天国には理想郷がありまして(作者:空飛ぶ鶏゜)(原作:銀魂)

私、死んじゃった? ここは天国? ある意味天国だけどこんな天国認めたくはない。嫌過ぎるでしょ、こんな川辺にゴミが落ちている様な天国。▼そんな少し捻くれた主人公が、銀魂の世界へ落っこちた。▼原作で『命』を救えなかった人達の救済を軸にした、ローテンポな恋愛物。


総合評価:5013/評価:8.24/連載:81話/更新日時:2022年12月11日(日) 17:29 小説情報

NOUMINかぶき町日記(作者:レタス次郎)(原作:銀魂)

銀魂になんか佐々木小次郎みたいなやつが居る。※オリ主に原作知識はないです。勘違い要素は薄いです。▼※一部性転換要素を含みます。誤字脱字などありましたら、感想欄で知らせてくれれば幸いです。


総合評価:2880/評価:7.67/未完:12話/更新日時:2021年08月10日(火) 08:15 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>