これは僕の覚えている。澄んだ青い世界の話。
僕を忘れた世界の話。

唯一の少年は望まれた。贄となる少女の代わりとして。

復讐の子供たちは望まなかった。憎むべき羽と角があったから。

少女達の願いは届かない。

彼のために引き金を引くこともできない。

いずれ灰色の空に溶けていくだろう。ともに歩んだ仲間の顔が。

幾度も呼び続けたその名が。
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