ちょっと力があるだけの―――――――――なんて思っているのは自分だけで、周囲の眼からすればあまりに規格外で、異常で、何処かズレている、しかし性根の優しい少年の、絵空事のような物語。えっちらおっちら、向かう先ではいつでもどこでもてんてこ舞い。それでも、『普通』な世界で生きてきた少年は己の培った確固たる『常識』を以て、今日も駆けては惰眠を貪る。
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