―本物か、偽物か。
それを決める権利は、誰にある。

僕は、勇者なんかじゃない。
魔法のことも、世界のことも、よく分からない。

───とても、残念なお話になりますが祝福を受けていない勇者だと、リシアは理解しております


出会い、迷い、導かれ
時には誰かに手を引かれながら
僕は拙い歩みで、小さな一歩を踏み出した。

これは、偉大な勇者の冒険譚でも
輝かしい英雄譚でもない。

出来損ないの勇者が、「ありがとう」と「ごめんね」を繰り返しながら
仲間と共に、前に進むだけの物語だ。

  銀眼のリシア
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  確かな拒絶
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