かの地霊殿には、一人の少年が住んでいる。
古明地さとりの弟にして、古明地こいしの兄。

彼の名は古明地うつつ。
記憶を保持することのできない彼は、すべてを受け入れる幻想郷で、どんな物語を紡いでいくのか。

「ただし紡いだ記憶が語られることはないものとする。だって覚えてられないもん」
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