ストリアス帝国の空軍少尉、リリー=ストーンウォールは仲間殺しである。

上官に食ってかかり、誰からも嘲笑されてきた男だが、空母アイアンヴァルキリーへの転属命令をきっかけに、彼の運命は動き出す。

与えられたのは、退役寸前の旧型戦闘機――S=304《ファルシオン》。

劣るはずのその機体で、ストーンは誰も予想しなかった力を発揮していく。

命令に厳しい艦長アイゼンベルグの指揮下、シェリルをはじめとする仲間たちとの出会っていく。

そうして、時代は動く。戦争に呑み込まれながら。

若き戦闘機乗りたちは「生きる」意味を問い続ける――。

これは、戦闘機と共に空を駆け抜けた、

青年たちの儚い戦記の物語である。
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