フルメタル・パニックの二次小説です
アニメの第11話 ベヘモス覚醒と第12話 ワン・ナイト・スタンドを下敷きにして書きます
なお登場してくる兵器の中にはまだ開発中の者や架空の物もあります
ご了承ください
あらすじ
その夜、東京湾岸で一本の通報がすべての始まりとなる。
倉庫街を一台の軽自動車が異常な速度で走り抜け、交通機動隊が追跡。車内に相良宗介とクルツ・ウェーバーが乗っていた。
だが、彼らが逃げていた理由は単なる交通違反ではない。
港湾地区のタンカーを拠点としていた集団《A21》。
かつては傷ついた若者たちの更生を目的としていた彼らは、社会と報道への憎悪を募らせ、やがて東京そのものへ復讐しようとする武装集団へ変貌していた。
そしてA21の手には、日本の警察も自衛隊も存在すら知らない超兵器が渡っていた。
全高40メートルを超える赤色の超大型AS。
後に宗介たちだけが、その名を《ベヘモス》と知っている機体である。
その巨体を支えているのは、通常の工学では説明できない異常なシステム――《ラムダ・ドライバ》。
だが日本側は、その名称も原理も知らない。
警察が知っているのはただ一つ。
東京湾岸に、異常なまでに巨大な武装人型兵器が現れた。
それだけだった。