冬月小春には、双子の弟がいる。

冬月憐。
大学生として平穏な日々を過ごしていた彼は、ある日、医師から残酷な宣告を受ける。

――残された時間は、あと三年。

家族にも、姉の小春にも告げず、すべてを抱えたまま消えようとした憐。
そんな彼の前に現れたのは、一筋の「光」だった。

光に導かれた先で出会った銀色の巨人。
そして、彼に託されたエボルトラスター。

「誰かを守れるなら……それでいいやって」

こうして、冬月憐は三人目の適能者として、ウルトラマンとなる。

姉・小春の幸福を願い、家族を守り、迫り来るスペースビーストと戦う憐。
しかし、その戦いは彼自身の命を少しずつ削っていく。

残された時間は、果たして三年なのか。
それとも――もっと短いのか。

これは、死を宣告された一人の青年が、光と共に「今を生きる」物語。