雷に打たれた。
覚えているのは、その一瞬の白い光だけだった。
目を覚ました少年・神鈴紫苑がいたのは、見知らぬ街の裏路地。名前以外の記憶はなく、髪は雪のように白く染まっていた。
そこは、迷宮都市オラリオ。
闇派閥が暗躍し、"最悪"とも呼ばれた暗黒期の只中。
行くあてもない夜、彼の前に現れたのは、正義を掲げる少女たち――【アストレア・ファミリア】だった。

記憶をなくした白髪の少年は、正義の眷族たちとともに、暗黒の時代を駆け抜ける。
なぜ、彼はこの世界に来たのか。
あの日の雷が告げていたものとは――。