遠い昔、暇を持て余した神々が娯楽を求めて降臨した世界。
 下界に降りた神々は、大いなる力を制限してまで脆弱な生命たちが犇めく下界に現れた。
 そんなおとぎ話のようなネタ話のような歴史を持つ世界に私は迷い込んだ。
 この世界で初めて自分を認識した時、私は歓喜に包まれた。
 そして、自身の境遇に絶望し、持ち得る者たちに嫉妬し、神々を呪い、世界から逃げ出した。
 この世界で唯一「迷宮」が存在する都市オラリオ。
 下界に降臨した神々の多くが居を構える神話の街で私は生きている。



 

※ 異世界デビューに失敗した男の冒険者のお話
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