ラクーンシティ。世界最大の製薬会社アンブレラコーポレーションの庇護の元、近年稀にみる経済発展を遂げた街であり、全ての惨劇の序章となる街でもあった。

死者10万人強。街の総人口の半数以上にものぼる後世に語り継がれる『ラクーン事件』それは人々の脳裏に確かな恐怖を植え付けた。

無論生存者もいるが、余り触れられることはない。

自力で脱出した者。警察の助力を受けた者。

それとは別の方法で命が助かった者もいる。

『Umbrella.Biohazard.Countermeasure.Service.』

その頭文字をとり『U.B.C.S.』と呼ばれる集団がいた。

ラクーンシティにおける彼らの活動を描いた日陰者達の話である。
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