推薦作品:ζ(Zeta) ゴジラ
独特な文体・論理による特異な世界観で、文章も整理されておらず正直かなり読みにくい。キャッチーさに欠けるタイトルも含め、わかりやすい内容にしか興味を持たないWeb小説の読者にはまずこの時点でウケないだ... (全文表示)
独特な文体・論理による特異な世界観で、文章も整理されておらず正直かなり読みにくい。キャッチーさに欠けるタイトルも含め、わかりやすい内容にしか興味を持たないWeb小説の読者にはまずこの時点でウケないだろうと思われる。しかし書いてる人がゴジラに思い入れがないかというとそうでもなく、むしろかなりマニアックな設定や描写もあり、ディープなファンであることは伝わってくる。独特な文体も、単なる描写の羅列になりがちな怪獣を文章で表現しようという野心から生まれたものなのだろう。またどうでもいい扱いになりがちな人間キャラクターもキャラを立てて書こうとしていて、怪獣プロレスの狂言回しとして魅力的に書こうという作家としてのこだわりを感じさせる。総じて、特撮映画の原点が怪奇ホラーであったことを思い出させる作品であり、ドグラマグラなどこの手の怪奇幻想小説が好きな人は好きになれると思う。方向性は悪くないと思うので個性的な世界観を生かしつつもうちょっと読みやすく、キャッチーに、わかりやすく魅力を伝えられていたらもっと評価も跳ねていたのではないか、と惜しい気持ちになる作品。(いくらわかりやすくてもつまらなければ話にならないが、本作は魅力を伝えられれば面白くなっていただけのポテンシャルがあるので)
推薦:よよよーよ・だーだだ 評価:★ (Good:0/Bad:2)
推薦作品:叢雲、天より根差す光 東方Project
出雲の国津神に生まれた、八坂神奈子の幼馴染の主人公が国譲り、明神入諏と様々な神話の出来事に揉まれ、時に自ら面倒事を惹起しつつ幻想郷誕生、そして現代まで歴史を動かしていく物語。 タグには“偽史”とあ... (全文表示)
出雲の国津神に生まれた、八坂神奈子の幼馴染の主人公が国譲り、明神入諏と様々な神話の出来事に揉まれ、時に自ら面倒事を惹起しつつ幻想郷誕生、そして現代まで歴史を動かしていく物語。 タグには“偽史”とありますが、ここまで日本神話の要素を注ぎ込んでどうしてここまで史実に沿えるのだろうかと不思議になるくらい、大凡のストーリーや設定は神話や歴史に忠実だと思います。 神話好きは思わず唸るくらい重厚なストーリーがあって読みごたえがあり、主人公と原作キャラクター達の関係性や絡みもまたこの作品の味の一つです。 ただ全体的に、ある程度は日本神話や古代の歴史に通暁していないと展開を追えなくなるかもしれません。 東方原作に距離が近く、有名な明神入諏の神話は兎も角、国譲りなどを深く掘り下げている箇所は若干マイナーな神様も多く登場してくるので、詳しくない方はちょっとウィキなどで調べてみつつ読むという形だと読み易いと思います。
推薦:庚申待ち 評価:★ (Good:0/Bad:0)
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