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艦隊これくしょん推薦一覧(102件)
今まで読んだ艦これ小説の中で一番格好いい『暁の水平線に勝利を刻め』
推薦作品:発:海軍省 宛:トラック泊地鎮守府司令長官 原作:艦隊これくしょん
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
1945年4月 大日本帝国海軍の落日。沖縄に向かう途上、米艦載機により坊ノ埼沖にて轟沈した戦艦大和。
大和に乗り艦と運命を共にするはずだった、ある海軍士官。しかし、彼は新たな人生を歩む事となる。
艦娘達を指揮し共に戦う『提督』として。
(11行省略されています)
よくある前世記憶持ちの並行世界転生物と思っていると良い意味で裏切られます。
太平洋戦争当時の世界を硬派で骨太な文章で書き上げられています。
主人公だけでなく、当時の軍首脳陣も前世の記憶を持った人がいて、彼らとのやりとりも読み応えがあります。
艦娘たちも今はまだ出番少なめですが、可愛らしく魅力的に書かれています。
ゆるふわや勘違いやハーレムも好きだけどたまにはガツンとしたものが読みたい方にお薦めしますよ。
▼読む際の注意事項など
まだ物語は最初の出撃の最中なので世界や設定等の全体像が語られておらず、今後に期待。
今の所、艦娘の描写が少ないので物足りなく思う方もおられるかもしれません。
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りひゃると/2017年08月02日(水) 13:10/★ (参考になった:19/ならなかった:8)
ーー勘違いって素晴らしい。
推薦作品:ラストダンスは終わらない 原作:艦隊これくしょん
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
この作品の主人公はふとしたことから、
憧れだった旧大日本帝国海軍の提督に就任する。
しかし、就任先の鎮守府は前任提督によるブラック化で
(9行省略されています)
艦娘達の精神はすり減らされ、資源も不足していた。
ーこれは提督を引き継ぐことになった好青年(?)と、
元ブラック鎮守府所属の艦娘たちによる、
「勘違い」から始まる物語であるー
▼読む際の注意事項など
*追記:提督の脳内は若干9割下ネタです。
提督のお気に入りは間宮さんです。
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まろを/2017年08月08日(火) 20:39/★ (参考になった:40/ならなかった:8)
フフフ、(この虐待が)怖いか?
推薦作品:汚い艦娘を見つけたので虐待することにした 原作:艦隊これくしょん
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
タイトルと内容がミスマッチ!
恐ろしいまでに悪逆非道な提督が着任した。その提督は、艦娘を虐待する事に快感を覚えるクズだった。
(10行省略されています)
艦娘達に排泄物にも似たアレを食物として与え、自分は我らも好む至上の食品を嗜む。艦娘の女性としての尊厳まで辱めようとする。あまりの衝撃に咽び泣く艦娘と、それを見て悦ぶ提督。
彼女らの地獄に、終わりなどない。何故なら、それはーー。
提督のあまりの残虐さに、見ていて嬉しく楽しくなってくる作品です。久しぶりに良作に出会えた!
▼読む際の注意事項など
*あなたは恐ろしさを目の当たりにして笑顔に満たされた
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ぺとら/2017年07月27日(木) 11:45/★ (参考になった:72/ならなかった:8)
さぁ、楽しい虐待の始まりだ...
推薦作品:汚い艦娘を見つけたので虐待することにした 原作:艦隊これくしょん
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
ある日鎮守府に艦娘を兵器としか思ってない提督が着任する。
その日から艦娘たちの生活が崩れて行く...
提督の命令に逆らえない彼女らは、スケジュールを支配され、掃除などの雑務の強要、睡眠時間の管理、今までみたこともない茶色くドロドロした食事あたえられ、中には涙を流す者も現れる。
(5行省略されています)
それを観て優越に浸りながら提督は自分だけ特別な食事にありつく...
▼読む際の注意事項など
彼女たちのことを思いながら読むと胸が痛くなります。
でも希望を捨てない彼女たちのを応援してあげてください。
あとこの作品は艦娘視点と、提督視点の二つの視点が頻繁に切り替わって行く作品なのでその点を頭に入れながら読んでください。
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ダンテル/2017年07月28日(金) 14:50/★ (参考になった:31/ならなかった:6)
心温まる物語
推薦作品:さよなら、しれえ 原作:艦隊これくしょん
まず感じたのが読みやすさです。短編で艦娘一人一人に焦点を当てているので心情描写や場面の切り替わりに複雑性がなくとても読みやすい。一話分を読み終えた時に感じる切なさや心温まるストーリーが特徴で、過去に様々な艦これの二次創作を読んできましたが他作にないような魅力が詰まった作品です。誰かに読んで貰いたいと心から思えた作品です。是非御一読を。
iwasimen/2017年06月29日(木) 16:54/★ (参考になった:22/ならなかった:3)
切れ味ある文章の正統派勘違い作品。
推薦作品:提督になったし艦娘ぶち犯すか 原作:艦隊これくしょん
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
その提督、何かに取り憑かれた如き黒々と染まった眼差しを通し跳梁跋扈する敵の目論見を阻み、全てを見通す戦術眼を持つ。
戦に臨んでは常に油断無く、彼は只管結果を求め突き進む。
しかして部下に全幅の信頼を起き、彼女等艦娘の為に己の進退を捨て去る気概を持つ。当に将の鏡にして護国の鬼…
(24行省略されています)
……んなわけねーだろ!(修造シャウト)
優秀な艦娘達の活躍が有ってこそだが、真実は提督が適当な勘と己の欲望込みで選んだ結果により全てが偶然上手く回ってしまったのだw
話数が進むに連れ、提督の裏の心境と周りの高評価とのすれ違いが益々酷い事にw
勘違いしないで、実際の提督は色欲に満ちた俗物なのです。
さて、本題に移らせていただきます。
文章の内容は話の流れや登場人物のそれぞれの視点及び場面の情景がギャグ・シリアス問わずしっかりと描かれており、切れ味有る心情模写が殊更に素晴らしく、文字数・構成共に丁度良く纏まってるのではないかと思われます。
なお、よく有る主人公テンプレチート&俺強ハーレム設定等が除かれているので、それらに食傷気味な方や初めて二次創作を読む方にも合った読みやすい正統派な勘違い物なので、是非お薦めします。
ただし麾下の艦娘一部はヤバイ(意味深)
では、提督の今後と作者様の投稿に期待してお待ちしてます。
▼読む際の注意事項など
(なお、提督のダンケする野望は全く叶えられん模様)
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shef/2017年06月06日(火) 23:04/★ (参考になった:72/ならなかった:7)
タイトルや紹介文とは違う感じを受ける、嗜虐的な志向性を探す方におすすめのヤンデレ作品です。
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推薦作品:提督の副業 原作:艦隊これくしょん
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
最初目にしたときはギャグが強いタイプなのかなと思ったのですが、ヤンデレの描写がしっかりしています。ヤンデレの作品は多くあると思うのですが、ヤンデレヒロインが嗜虐性を持つ作品(主人公を泣かせることに悦びを覚えるなど)はなかなか見つかりにくいと思います。この作品は、主人公がしっかり嫌がっていること、ヒロインたちの強引さが伝わってくるのでそういった嗜好を持つ方は満足できると思います。会話文自体も水準以上あるので、読むのにストレスを感じないと思いますし、おすすめできる作品です。
▼読む際の注意事項など
さべsave/2016年10月23日(日) 01:59/★ (参考になった:1/ならなかった:16)
『艦これ』二次創作の新たな可能性
推薦作品:インディゴの血 原作:艦隊これくしょん
第二次世界大戦期に活躍した軍艦を少女へと擬人化する。
そんなコンセプトで作られているのが基本無課金のブラウザゲームである『艦隊これくしょん―艦これ―』という作品だ。フルボイスで絵柄が可愛いだけでなく、所謂【史実ネタ】をふんだんに取り入れることにより各方面から数百万のユーザー数を獲得している。
近日中に映画も公開されるとのことで、今後のさらなる発展が一ユーザーとしても楽しみである作品だ。
(18行省略されています)
さて、そんな『艦これ』というゲームであるが、この作品には多くの擬人化作品とは異なる点が存在する。
ここまでの説明から分かる通り『艦これ』では軍艦を擬人化した少女【艦娘】という存在が登場するのであるが……この【艦娘】、一体全体どういう存在なのかが全く明らかにされていないのである。
プロデューサーも「提督(=プレイヤー)それぞれのイメージを大事にしたいため、公式で艦娘がどのような存在かはガチっと定義したくない」と発言しており、【艦娘】の定義はもちろん【艦娘】がなにを目的として戦うか(戦うべき敵が存在することだけは間違いないようだ)すらも定まっていない。先述の映画ですら公式の設定と解釈することはできないのである。
そのような理由で二次創作においても作者ごとの設定が乱立するのが『艦これ』を更に盛り上げていく一つの要因なのだろうが……ここで紹介させていただくのは艦娘と既存の兵器群が混在する世界を描いた作品である。
この世界での【艦娘】は軍隊を構成する要素であり、国家を防衛する巨大組織の一部分でしかない。既存のあらゆる兵器を用いて戦っていく【艦娘】と各国軍の活躍の一幕を、是非最後まで見届けてほしい。
きめ細やかな各種兵器の描写、欧州各国が保有するオリジナル【艦娘】の設定や各国の性格が光る会話なども見ものである。
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
舞台は第二次世界大戦が起きていない欧州。主人公はドイツの【艦娘】だ。それも戦艦や重巡洋艦、潜水艦といった王道の戦闘艦艇ではなく「仮装巡洋艦」という艦種の【艦娘】。人同士の戦争であった頃の仮装巡洋艦は国籍を誤魔化し武器を隠して中立国の商船を装ったものだが、この世界での敵は人類とは異なる種の敵【深海棲艦】が相手である。故に、彼女らは様々な細工を施すことで【深海棲艦】に偽装している。
敵中に紛れ込む彼女らに味方の援護があるわけはなく、頼れるのは仮装巡洋艦であるが故に貧弱な己の武器のみ。
そんな彼女らに下った新たな任務。それは【深海棲艦】を生きたまま捕獲することであった。
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帝都造営/2016年10月13日(木) 18:23/★ (参考になった:14/ならなかった:26)
艦娘を通して、生きることの意味を問う
推薦作品:艦娘の集まる病院で働いてます 原作:艦隊これくしょん
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
われわれ現代人で病院の世話になったことのない者など皆無だろう。入院や通院の経験のない者であっても生まれた場所は病院であるはずだ。また、肉親の死に病院で立ち会った者も少なくないであろう。
病院で生まれ、病院で死ぬ。病院とは一個の施設である以上に、多くの現代人にとって、はじまりと終わりを迎える一種特別な場所である。
それは人間の体を器に生を受けた艦船……艦娘たちにとっても同様なのかもしれない。病院ではなく工廠で誕生したのだとしても、彼女たちに入渠で癒せぬ傷があったとしたら、艦娘のための病院が存在することはむしろ当然といえる。
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病気は治療によって駆逐するものだという認識を無意識に有している人間は少なくない。しかし、いわゆる難病のように、完治が不可能な疾患は驚くほど多い。じつは現代医療では風邪すら治すことはできないのだ。医者にできることは、熱を下げ、咳を止め、嘔吐を抑え、消耗した体力を点滴で補充することくらいである。結局は、患者自身の体が生きようとする力に頼るしかない。
艦娘専門の医師として診察に当たる本作の主人公も、刻一刻と進行する患者の病状に無力を覚え、かのブラックジャックが「医者はなんのためにあるんだ」と慟哭したように苦悩する。しかし、それでも彼はやはりブラックジャック同様に、患者ひとりひとりと向き合うことを諦めない。きょうも彼を頼って診察に訪れる艦娘たちのために、微力かもしれないが全力で、持てる知識と技術を総動員し、医者の本分を果たすべく尽力する。
それでいて、けっして独りよがりに治すことしか考えないのではない。疾患も自分の体の一部として病と付き合っていく選択肢だってある。どんな難病であっても、たとえ治ることがなくても、彼だけは最期までそばに付き添ってくれる。その希望があるから自暴自棄にならずにすむ。その時がくるまで自己の尊厳を保っていられる。それこそが彼女たちの魂の救済であろう。
▼読む際の注意事項など
ブラックジャックやDr.コトーなどのように天才的外科医が神のようなメスさばきで見事に患者を救っていく……という主旨の物語ではない。時間薬という言葉もあるように、手術や投薬ではなく時間だけでしか癒せない病とてある。彼にできることは、医療の本質がそうであるように、寄り添うことが主である。静かに穏やかに話が進むぶん、わかりやすい刺激がないと感じる人もいるかもしれない。だがわたしは、それこそが本作の魅力であると断言させていただく。
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蚕豆かいこ/2016年09月22日(木) 12:07/★ (参考になった:49/ならなかった:11)