戦闘狂は正義を振り翳す
作者:HDアロー

▼感想を書く

投稿話順全話感想新着順

九魂  2019年01月14日(月) 00:49 (Good:1Bad:1) 37話 報告

まずなにより、完結、おめでとうございます!
なんといいましょうか、終わってしまったんだな、と。
彼女はこうして終わるのだな、と。

……ところで、メアちゃん、一度もサカキパパの前では「振り翳す」という言葉は使ってない気がするのですが、本当に似た者親子なんですね……ふと思ったのですが、サカキが育った環境もメアちゃんの育った環境に似ているのでしょうか。感性が似通るのは血だけはない……と思いたい。
(55行省略されています)

返信:HDアロー 2019年01月14日(月) 10:28

感想、祝辞ありがとうございます!

そうですね、サカキもメア同様に不条理を見て、理不尽に飲まれてきました。しいて言うならメアちゃんはサカキに忠告されて挫折を許されなかったのに対し、サカキは何度も挫折し、その回数だけ立ち上がってもいる、そんな違いはあります。

これだけ真摯に向き合っていただいたので、私も章ごとの振り返りとか返答とかしていこうかなと。

1章……実は当初は国際警察だけではなくナナミにもヘイトが向いていた。最初はサカキがもっと優しかった。なおナナミにヘイトが向いた場合オーキド研究所に泥棒に行って犯罪者になってしまい正義でも何でもないので没に。サカキは見てて気持ち悪かったため没に。この時点でサカキ父親説が提唱され可決。それより前は単に国際警察からの逃走手段に過ぎなかった。

2章……基本的に陰惨とした気持ちで書いてた。が、話の構想自体は最初からあったため没も一話のみで他のどの章よりも早く書き終えた。不思議。コニーは初期の段階ではこの章にある通りの人物像のみで書いてました。悪堕ちコニーが出来たのは三章のプロットを考えていた時、つまり七話と虚夢の章の間ですね。だから決まってなかったの方が近いのかな?

3章……思ったよりも話が進まず焦った章。ニビシティに1万字以上費やしてるってマジかよって思ってた。加えてアーゴヨンはどうしてもアタッカーが強くなるためどうしてもジムリーダーに対して私TUEEE!するしかなくバトル構成も単調になるという予想外のハプニングの連続。結局早くシルフカンパニーの事を書きたいという気持ちが抑えられず必要な伏線だけ回収してジム戦はカット。まあだらだらと単調なものを描くより良かったんじゃないかなぁ、分かんないけど。2章振り返りで書いたようにコニーの裏切りは三章の前から決まっていたものの、あそこまで鬼畜生になってしまったのは想定外だったり。
初期構想段階ではシルフでサカキを撃破→4章で国際警察を潰すみたいな感じだった。が、ここにきて苦戦(いうてこの作品で苦戦して無い所なんて2章くらいだけど)。国際というからには色々な地方に支部があるだろうって考えたんですよね。そうなると、一つの支部(あるいは本部)を潰している間に、他の支部が立て直すという永久機関が誕生、こりゃ駄目だと没に。なら復活するより早いペースで潰すかとメアちゃんを強化させると脅威がマシマシになり、ジムリーダーや優秀な一般トレーナー(各作品の主人公たち)全員が団結しメアを倒すという構成に。この段階ではアーゴヨンとマリルリの二匹しかおらず、仮に即戦力を投入したとしても違和感なく入れられるのはせいぜい二匹。たった一人と四匹で世界を敵に回す……? 冗談でしょ? という理由から没に。その後もあれこれ考えてみるも、結論として国際警察を倒すことは不可能ということだけが分かりました。
この時点でこの世界に救いがないことに気付く。気づいてしまったら、もう足搔き続けていた強いメアちゃんを描けない。そんな理由で最初は挫折したメアちゃんが自殺して終わりの盛り上がりも何もないエンドだったんですよね。が、文章に現れてたんですかね? 感想で指摘されて、少しでも先の展開を期待してくれている人がいるんだなってなって……。もう一度、終焉を描き直そう、そう思ったわけです。メアちゃんの最期の活力は、感想から来たものだったんですね、凄い。

4章……実は一度没になった世界。いくら感想に励まされても、ポンと全て丸く収まるわけもなく、没になった話全部漁りました。はい、レッドがメアと一緒にサカキを倒す世界線の話です、シルフカンパニーで(ここ重要)。ぶっちゃけた話、三章で終わらせるだけならこの展開を持ってきておけばそれでハッピーエンドだったんですよね。没になった理由は、その後の国際警察との間に起こるいざこざをどう展開すればいいかが分からなかったから。ただもう縋るしかなく、その没になった理由を回避して綺麗にまとめよう、そんな思いでプロットを組み始めました。国際警察と和解したのはそんな理由だったんですね。メアちゃんを国際警察に助けられる形にして堕としたろ! って思ってたのにメアちゃんの返答はその程度で救われるような生き方してないんだよ。正直すまんかったってなりました。

サカキ父親については……どうなんでしょうねぇ。
私としてもぱっと浮かぶのは伏線の張り方かなとは思うものの、感情移入の点ですか……。うーん心当たりがあるような無いような。もしかすると的外れかもしれませんが一応書かせていただきます。多分長いです。

まず後書きにも書いた通り、一章の段階ではメアちゃんという人物像を掴み切れていなかったんですよね。メアちゃんという人物像が私の中ではっきりし始めたのは実は二章後半だったりします。じゃあどんな人だったのかと言うと、間違いを間違いだと指摘することが出来た場合の私だったんですよね。よくある作者の理想像的な話と言ってしまえばそれまでですけどそもそも主人公がメアリー・スーなので()。
折角なので具体的に書いておきますか。自分語りに興味なかったら次の段落まで飛ばしてください。――小学生の時、義援金を贈ろうという議題が上がりました。内容的には『賛成多数なら義援金で送るもの考えます』という物であった。私は思ったんですよね。(順番逆じゃね?)と。普通、こうこうこういう支援をしたいのでご協力お願いしますじゃないの? そんな使い道も曖昧な募金とか誰がやるん? こんなので協力得られるわけないだろ。私はそう思っていました。そんな中、委員長だったか生徒会役員だったかが言った。「賛成の人は手をあげてください」――私は手をあげなかった。……この表現、じつは少しばかり適切ではないんです。敢えて言いなおしましょう。«私だけが手をあげなかった»。この時私は皆から攻められました。混乱した。何を間違えたのか分からなかった。だがしかし、この時私は確かに悪で、正義は向こうにあった。私は間違えたことを悟り、素直に非難を受け入れました。だけどやっぱり、今になっても間違ってなかったよなという思いがあり、どうしてあの時間違ってるのは私じゃないって言えなかったんだろうなってなりました。
そんなわけなので私にとってのメアちゃんは、他の言うことを鵜呑みにせず、自分の意見に自信を持っている、私の憧れ(?)みたいな人物でした。が、当然完全無欠な人物ではないです。実際メアちゃんの選択すべてが正しかったわけっではないですし、人の意見を聞かないっていうのもよくないと思います。そんなメアちゃんの欠点のですが、まあ私も持ってます。持っているからその部分の心情は描くことにそれほど苦労は無いです。問題なのは同族嫌悪の部分。ここは私の抱き方とメアちゃんの抱き方に大きな違いがあり、そのせいで、技量的に描けなかったんですよね。
まず、私は結構同族嫌悪するタイプの人間です。その点は彼女と同じですが、先にも言った通り、抱く感情が違います。私は基本的に、挫折と妥協で生きながらえた人間なので、物書きをしている人、絵を描いている人、(最近はあまりしてないものの)動画を作っている人、(昔の話だが)卓球をしている人、そういう人たちに抱く感情は【諦め】だったんですよね。自分では届かない領域にいる人を見て、自分はああは成れないんだと、悲しむだけでした。
一方メアちゃんは、挫折も妥協も許されなかった人間です。彼女が同族に対して抱く感情はどんなものなんだろうと考えました。しかしいまいち分からない、描けない。私自身、親に対して反抗期になったこともない。困った。そんな感じでした。ただ、親に対して反抗期にならなかった分、兄に対して反抗的になったため、それの感じで書いていました。が、兄と仲が悪くなったタイミングが悪かった。仲の悪くなったタイミングで兄は地元を離れ、結局今も微妙な関係。昔ほど険悪ではないものの、反抗期の終わり方というものを私は知らないんですよね。

メアちゃんは同族嫌悪と堅い言葉使ってますが、私から言わせればただの反抗期です。そのつもりで書いていたのだもの。でも私自身が反抗期をよく知らない。そのせいでいまいち入り切れなかったのかなと予測。分かりませんが。

ボールも私ですよ。
ボールとルリった!のあらすじ
ボールとルリった!の書き出し
ボールの一章終わりとオレ様の天下の終わり
このあたり見比べてもらうとそっくりだってなりますね。

戦闘狂は悪意や難易度ルナティックがテーマだったのに対し、ボールは善意やイージーモードがテーマ。
基本的に人助けの話だから苦悩や葛藤の多い私のシリーズとしてはまあ異色ではあるのかな?

ともあれ、完走ありがとうございました。


よざくら  2019年01月13日(日) 21:52 (Good:1Bad:1) 37話 報告

完結お疲れ様でした。
いやぁ相変わらず面白い作品でとてもとても満足です(なんか上からっぽくてすみません笑)
次回作も更新楽しみにしています!
本当にお疲れ様でした!!!

返信:HDアロー 2019年01月13日(日) 22:22

感想、祝辞ありがとうございます!!!
満足していただけたようで満足です!
向こうの更新も頑張りたいと思います(更新サボっててすまません笑)
完走ありがとうございました。


tiny  2019年01月13日(日) 21:20 (Good:1Bad:0) 37話 報告

完結おめでとうございます。

子供の頃からずっとポケモンをプレイしてきて、
大人になった今だからこそ、思いを作品にぶつけ、
共感し、感動できる良い作品でした。

色々感想はあるけど、
素直に一言
これからも期待してます。

返信:HDアロー 2019年01月13日(日) 21:38

感想、祝辞ありがとうございます!
私もメアちゃんのように強くあれたら、違った今があるかもしれない。そんな事を時折思います。
何かしらの感動を与えることができたなら、それ以上喜ばしいことはありません。
完走ありがとうございました。


オカタヌキ  2019年01月13日(日) 20:26 (Good:0Bad:0) 37話 報告

少なくともサカキには悪を導くカリスマとしての信念を持っていた。それが幾度もの生の繰り返しのうちに磨耗し、醜く歪んでその目的すら忘れ外道に成り果ててしまった。

狂気に墜ちた悪のカリスマは、己が欠片によって志を取り戻した

返信:HDアロー 2019年01月13日(日) 20:54

感想ありがとうございます!
サカキは単に親バカだったんです。メアリーが育つ様子を見ていたかった、だからメアリーをそばに起き続けた。まあ不器用な親子だったってわけですね。


オカタヌキ  2019年01月13日(日) 03:48 (Good:0Bad:1) 36話 報告

ループをしている方のサカキはその世界線のサカキを殺して成り代わってる感じなんですかね?

返信:HDアロー 2019年01月13日(日) 07:57

感想ありがとうございます!
成り代わっているというよりは未来の記憶を思い出しているという形が近いです。どちらも私だってやつです。


九魂  2019年01月12日(土) 20:04 (Good:0Bad:0) 36話 報告

更新ありがとうございます。

最後のあとがきのはいったい作者様なのか、それとも『描けなかった』を『えがけなかった』と読んで、メアちゃんがレッドを悲しませたであろうことを悔やんでいるのか……。
メアちゃんが死んでしまうのは既定路線なんだろうなー、と思ってましたが、やっぱり主人公が死んでしまう、というのは心にきますね……
彼女はきっと彼女の中の正義を貫けたのでしょう。彼女にとって、彼女自身もきっと[きれいな世界にはいらないもの]だったのでしょうから……。
(9行省略されています)

返信:HDアロー 2019年01月12日(土) 21:33

感想ありがとうございます!

後書きは私ですね……。書くではなく描くなのは、そもそもこれ以上のエンドを思い描けなかったから。想像力が足りないよってやつですね。

狂気についてはそうですね、描きたかった部分でもあり、書くうえで非常に困難だった部分でもあります。一応個人的に言語化した物を下に。
麻に連るる蓬、水は方円の器に随う、朱に交われば赤くなる。人は大なり小なり周りの人から影響を受け、通常であればその過程で自分を修正していきます。例えば咀嚼音を立てることを嫌う家庭で育った人は基本的にそれを立てませんし、お礼を言える人に囲まれて育った人はきちんとそれを言えるでしょう。私の場合は足音を悪と言われたので出来る限り足音を立てないようにする癖が出来ました。どこの暗殺一家だよって話ですね。また、これは善方向だけではなく、悪い方向にも当てはまります。何を善、何を悪と言うかは難しいですが、久々に会った友達が別人みたいになっていたなんてこと、結構(あるいはこれからの事かもしれませんが)あると思います。こういうのは環境が変わったから起こることなんですよね。
通常、人の行動基準は周りの反応を考慮したうえで起こすものです。なぜなら私たちは周りから影響を受けているから、圧力を受けているから。だから例えば、お前は害をなす存在だから消えろなんて言おうものなら袋叩きにされることを予想します。だから誰もそんなこと言わない。命を軽々しく扱うことも悪です。だから誰も命を投げない、自殺は悪と謗られる(自殺を推奨しているわけではないです)。明確に誰かに言われたわけでもないのに、私たちはあれやこれを善だの悪だのと判断する能力を身に付けています。この善悪を定めたのは誰なんでしょうね? それは分かりませんが、普通の人であれば節制を持ち、一般的な善悪に基づいて行動を決定します。しかし彼女の中にある善は彼女だけのものであり、それを普通の感性であれば共感できません。
つまりメアちゃんの中に正義があったとしても、彼女自身がごく普通の人間であったならば成長の過程で正義を失うはずなんですよ。もし彼女が絶対的に正しくて周りが全部偽善だったとしても、そういった集団で生きて行けば普通は偽善に染まる。彼女が偽善で周りが正義ならば正義に染まる、それが普通で通常で健常です。だというのに彼女は何にも染まらない。穢れ無き白である。故に異常者、然れどマサラ。
狂っているが狂気に染まってはいないと思えたならそれが原因かなと。

気になる点ですか……。
多分妥協したところか単純なミスのどちらかだと思いますが明日まで待っておきます。

寂しいと言って貰えるだけのものを書けたなら、それはすごく嬉しいことです。
本当に残りわずかですが、よろしくお願いいたします。


九魂  2019年01月12日(土) 00:30 (Good:0Bad:0) 35話 報告

更新ありがとうございます。
メアちゃんの戦闘技術大したものですね本当……
というよりかは、サカキ様が弱すぎる?
いや、やっぱメアちゃん強いわ。
指示をしなくても指示が伝わる。ポケモンのわざの出もはやくて、組み合わせることができる。味方を含めて相手のわざに対処させる方法がわかっている。
こんなにつよかったでしたっけ?なんかあるんでしょうかね?

……まぁ、これで終わるはずがない、とは思いますけど。
残すところ、あと2話。
明日の更新、楽しみに待っています。

返信:HDアロー 2019年01月12日(土) 10:36

感想ありがとうございます!

ポケモンバトルって読みが噛み合うかというのが一つの要点なんですよね。居座って攻撃してくるのか、引いて立て直すのか、こちらが引くのを予測して一手先を選ぶのか。時には何の根拠もないじゃんけんになる場合もあります。そのじゃんけんをいかに制すことができるか、これが勝負のカギとなります。
メアはもうかれこれ三年以上サカキを倒す脳内トレーニングをしてきたこともあり、サカキの取りうる択を全て演算済みというかすべて予想通りというか、全部経験済みのことなんですよね。

まあ他にも理由はあるのですがそれは今日の更新で。


九魂  2019年01月11日(金) 00:34 (Good:0Bad:0) 34話 報告

更新ありごとうございます。
まさかの国際警察和解ルートで私びっくり。
……今回の話では「正義」なんて存在せず、ただ意思を貫く思いが存在しているだけ、という風に思考しながらも、彼女はそれでも「正義」をふり翳そうとしている。
ならばとことん世界を愛して見せて下さい。それに不要な一切を、愛するに値しないとした一切を、そのエゴ(正義)のもと、切り捨てて見せてください。

残すところ、あと3話。
明日の更新も楽しみに待ってます。

返信:HDアロー 2019年01月11日(金) 09:00

国際警察は何度も潰そうとしたんですけどね、個人の手に負える代物ではありませんでした_(:3 」∠)_
数の暴力は偉大であり、このルートだけがメアちゃんの救われる世界だったそうな。

あと三話なんですねぇ……。
長かったような短かったような。
うまくまとめられているといいな。


九魂  2019年01月09日(水) 22:45 (Good:0Bad:1) 33話 報告

更新ありがとうございます。
今回は短く。
「ほんの少しだけ」ですむんですかねぇ……?
すむといいなぁ……

明日の更新を楽しみに待っています。

返信:HDアロー 2019年01月09日(水) 23:30

感想ありがとうございます!
三章の終わりの一文ですかね……?
メアが変えられたのはレッドとグリーンのあり方だけで、大きく見れば大して変わってないんですよね。グリーンは精神的に強くなったものの結局レッドとの実力はあれ以降離れていき、結局チャンピオンの座を降りることになります。レッドもシロガネ山で誰とも触れ合わずに生きていくか、並行世界で生きていくかというだけで人の営みには大きな変化はありません。
レッドに与えたわずかな心境の変化がこの世界を守ることにつながったものの、それはあくまで歴史が修正されただけ。メアの与えた影響はほとんどないのでした……。


九魂  2019年01月09日(水) 00:30 (Good:0Bad:1) 32話 報告

やっぱりメアの世界のレッドはちょっと壊れちゃったんですねぇ……
メア世界のレッドは赤帽子編での通り、はじめから原作レッドとは性格が違っているのでしょうね。だからこそ、まあ色々(レッドの精神性に関わってくるあれこれ含めて)あったにせよ、レッドでありながら、メア世界レッドはロケット団の影響で被害を被るかもしれないポケモンたちよりメアを優先しているのでしょうし。

とはいえ、メアちゃんからしたらそれって[ポケモン達よりも自分のことを優先した]ことになるんじゃ……うーん。愉悦()。

(8行省略されています)

返信:HDアロー 2019年01月09日(水) 23:37

感想ありがとうございます!
大事だ大切だと口にして、二度も取りこぼしましたからね……レッドさんも擦り切れてしまいます。一度目で閉塞的になり、二度目でメアが何よりも大切な存在となりました。
レッドさんももはや正義と悪に価値を見いだしていないので、たとえメアから最低だと言われても彼女を助ける所存と言ったところですね。

追記>>
すみません、気づいてませんでした。
メアちゃんも成長して絶対的な正義はない、あるのは自分の信念と、その信念を妨げるものの二つということに気づきました。レッドが正しいと信じた道だというのなら、それもまた一つのあり方として受け入れるでしょう。もともと彼女にとって彼は守るべき対象でしたから、ある程度のわがままは許容範囲です。



感想検索
キーワード
ユーザー名 話数 並び替え
絞り込み