私が作品全体に感じたことを書かせて頂きます。正直、申し訳ないのですが批判が多めになっています。
・まず、理論(特に政治関連)がガバガバなところが多い。特に終章から断章にかけては。
・キャラが立ってない。主人公のアグニカやヒロインのスヴァハですら。アグニカは最もらしいことをただ語っている感じだしスヴァハは特に語るところのないただのいい子ちゃんって感じだし「そのキャラらしさ」が見えてこない。本来なら時代の主要人物になるハズの初代セブンスターズ達もキャラが立ってないしあまり他のキャラより目立っている感じがしない。アマディス君の立ち位置に初代セブンスターズの誰かを据えるとかしても良かったんじゃないかと。
そもそも、全体的に登場人物がキャラが立っておらず名前を言われないと差別化が出来ないレベル。そもそも、わざわざ描写しなくてもいい立ち場のキャラもいたのでそう言ったキャラも削って他のキャラの描写を増やしたりしても良かったのではないかと。
・原作で判明してる設定はなるべくその通りにしてるとの話でしたが、ギャラルホルンもその前身組織もアグニカが創っていない。そもそも厄祭戦が終了してからギャラルホルンが無理矢理世界唯一の軍隊になったりと、無理矢理整合性を合わせている感じでしっくりこない設定が多い。

細かい部分ではまだまだありますが大きいのでは批判は大体こんなところですかね。

・アンドロマリウスがラスボスになったのは「おお！」と思いました。また、ラスボスがターンXになってたら敗北のバッドエンドでしたかね？

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まずは祝福の義を。
祝え！全人類の平和を望み、圧倒的な力を持つ人類の殺戮者、|殺戮の天使《モビルアーマー》に立ち向かった我らが人類の英雄達、ヘイムダル！愛するものを失いながら、仲間を失いながら、家族を失いながらも。彼らは決して止まらない。その希望を繋げるため。止まらなかった！
彼らを英雄と言わずなんという！
人類の未来を、当たり前のようにあるはずだった明日を繋いだ英雄達！
そしてそれを書ききった物語。厄災の英雄。そしてその執筆者であり、我らが先生、NToz先生に最大の祝福を！
これが本編、物語の完結であろうと。その先に繋がるものはある。それは何を隠そう、英雄たちが作った未来だ！
たとえ彼の身が朽ちようとも、この物語は語り継がれていくのでしょう。後年に語り継がれていくのは、決して完結しない物語ではありません。人の心に残った物語なのですから。


っとまぁまぁ
いつもより長ったらしい祝福をしたところで。感想を。
完結しない神作より完結した凡作と先生は仰っていました。しかし完結した神作より素晴らしいものはありませんよね！
先生は書き終えたのです！（まだ後書きや断章が残っておりますが）完結した神作というものを！

これまで多くのものがアグニカ・カイエルの物語を書き始めたでしょう。実際世に出していないながらも自分も書いていた1人であります。しかしその物語の多くは完結しなかった。何故か！それは簡単な話、難しいからに尽きると思います。鉄血のオルフェンズにて厄祭戦にて多くの技術が喪失した。とあります。ならば厄祭戦前の世の中は？厄祭戦中は？多くの者が考えながらも、鉄血のオルフェンズの世界観に引っ張られて答えを出せませんでした。先生はそこにこれだ！という答えを示したのです。
原作の制作陣が何を考えていたのかは全く分かりません。何も考えていないって説があるらしいですし。
先生はそれに、アグニカ・カイエルという命を吹き込みました。命をその世界に植え付け、そこに物語を作りました。鉄血のオルフェンズの世界を守りながらも、鉄血のオルフェンズとは違う世界。それが厄祭戦なんだと。
もしここから新作のアグニカブームが来るとしたら、確実に先生の世界観を借りた作品が乱立することでしょう。
それほどのことを先生はやり遂げたのです。ええ。誇っていい。というか誇ってください。これだけの作品を書き終えたのだから、たとえ誰かが駄作と謳っても先生は胸を張り続けて下さい。
いや、お前が言わなくてもわかってるよってなると思いますが、実際先生のことを先生と言いながらも先生の弟子を名乗る不審者はこの僕ただ独りなので！何より先生を先生と呼び始めたのは僕ですからね！え？そうですよね？

...今更ですが僕先生の弟子名乗っているのに作品の質が違いすぎません？アレまずいぞ？このままじゃ疑われるな。
もうちょっと先生の弟子ということを心がけて作品を書かなければ...精進します...（元々も今書いてませんが）

っと今回はこれまでにしておきましょう。
これ以上続くと感想じゃなくて僕の小言になってしまいますので。
最後に先生。お疲れ様でした。また新しいことをする時はどうぞ僕に頼ってください。アンドラスのことはもちろん、何から何まで。自分に出来ることでしたら何でもしますよ。

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まただぁああアァアアァア！！！！！
また俺が鉄オル一期も終わらせられない間にいいいいいいい！！！！！！！
一つのアグニカ作品が始まって完結を迎えているうううううううううう！！！！！！

（自分の遅筆さが）許せ゛ない゛い゛い゛い゛いい゛いいい゛い゛い゛い゛！！！！！！！！！！
鬼滅が終わるわエヴァが終わるわ進撃が終わるわぁ！！
とどめにハメ最推しの小説が終わっちまったあああああああああああああああああ！！！！！！！！
ここからどうやって生きていけばいいんだああああああああ！！！！！！！！
いや…それでも生きていかねばならぬ。この身に明日が来る限り

それはそれとして、完結、誠におめでとうございます。
新訳聖書（厄祭の英雄）の書き下ろし、お疲れさまでした。
此度の働き、大義であった（キャスギル風）

厄祭の英雄がスタートしたのがおよそ２年前ですか…早いなあ月日が流れるのは……（サラサラサラ…と桜が風に舞う音）

２年前のバエルゼロズはコロニー落としを阻止しようとしてた頃ですね……
まあ結局ダメだったよ☆ハハッ！ウケるーwwwwwwヘハハハハハッ！（アリーアルサーシェス風の狂笑）

ラスタル様に苦しんでもらおうキャンペーン、またの名をラスタル虐待（略してラス虐）だとラスタル様のおうちにルキフグスが落ちた頃、同志の新生アグニカ教典が始まり、「同志も頑張ってたし、俺も頑張らないと！」と目を輝かせていたのが懐かしい。
厄祭の英雄のアグニカはちゃんと正攻法で強くなって仲間を集めて戦って、勝利して、大切な人を失って、それでも戦い続けて、ついに『到達点』に至ったというのに、私のアグニカは洗脳と転送とかいうチートと暴力で強引に話を進めてて恥ずかしくないの？という自問自答を繰り返す今宵。

いやホント、よく正攻法で勝てましたね（尊敬と畏怖）
四大天使相手にズルせず勝つとか化け物かな？？？？？？？？？？？？？？？？？

段階をすっ飛ばさず、一段ずつ踏みしめて上に昇っていくアグニカが素敵でした。
感情移入できる人生、ほど良く苦戦し勝利する強さ。
やはり厄祭の英雄版アグニカこそが正統派主人公！！！！！最高やな！！！！！！！

正統派アグニカの輝きは同志が示してくれた！！！！
ならば！！！！！！私は邪道派アグニカを書き続けるのみ！！！！！！！！！！！
『覚悟』がまた一段と強くなりましたぜえ！！！！！！！！

ありがとう。
それしか言葉が見つからないよ……

アグニカ……広くて頼もしい背中だぁ……
光の中に歩んでいくアグニカの後ろ姿と、私たち読者に手を振ってくれている挿絵を見ると…………やっぱつれぇわ……

挿絵を見た時は「私（ヨフカシ）に手を振ってくれている」と信じて疑わなかったメンヘラサイコパスの面持ちでしたが、これはやはり三日月とオルガへと主役交代のハイタッチにも見えますね。
アグニカ達の奮闘が無ければ、後に産まれる子供達の物語も無かった訳ですので、これは良い演出だと思います。
アグニカなら後の時代の人間は、そいつらで好きにやればいいさと言ってくれる気がします。

思えば、『鉄華団のメンバーが一人増えました』では、厄祭戦後もアグニカは存在し、三日月達と共に過ごすことになりますが、『厄祭の英雄』では出会うことがついぞ無かった。
ここが二作の最大にして決定的な違いと言えますね。

そもそも本作の厄祭戦は「世界を良くする戦い」ではなく、「世界の存続を賭けた戦い」だったので、人類を滅ぼして悲劇０、代わりに希望や可能性も０のまっ平らな焼け野原ルートではなく、悲劇は続くものの、希望や可能性を残すトゥルーエンドとなりました。
この「遺す」「繋ぐ」という行為を、厄祭戦の狂気と死の渦中で成し遂げるってやっぱりアグニカは化け物だったんだね（畏怖）
凄すぎる……（呆然）

厄祭戦時代と鉄オル時代が繋がるのも、アグニカという歴史の分岐点があればこそ。
まるで大陸と大陸を両手で引っ張ってくっ付けるみたいな人外ムキムキパワーを発揮するアグニカ。創世神話かな？

しかし、アグニカの「残した物」だけを信じるのもちょっと危ないんですよね。
大切なのは過程、それを成し遂げようとした『意思』。
結果だけを見て、それを正しいと判断するのは少し軽率。
初代セブンスターズはアグニカの意思を知っているからこそ、組織を正しく運営できた。
彼らもギャラルホルンを続けることがアグニカの意思を尊重し、継承することと思ってくれていたんだと思います。

しかし時代は流れ、ギャラルホルンは腐敗。
崇高な意思はなく、中身の無い外面ばかりの組織になってしまう。

そこに現れた、自称「中身のある男」マクギリス。
あれ……？マクギリスが中身、バエルが外身。これで完成するはずなんですがね……？何故アグニカのようになれなかった……？？？
アグニカがアムロならマクギリスはカミーユといった所。

マクギリスは自信の命（とついでにカルタやアイン、鉄華団、その他石動などの青年将校達の命）を犠牲にして、アグニカを崇拝するという行為の難しさを示してくれた。
チャートを公開するRTA走者かな？？？？？？？？？？？？？？？？？

石動の顔も、左右田正義の顔も、ライザエンザの顔も思い出せない中で、アグニカの顔だけが鮮明だ……
唯一無二の太陽のように…
アグニカの残した世界に生きる人間は皆、アグニカに焦がれて手を伸ばし、もがき苦しむ以外道はない…消し炭になるまで…………

私達はただ……

アグニカ……貴方になりたかった…………




つまりギャラルホルンはアグニカの模倣。
セブンスターズはアグニカを模倣して造った人造吸血鬼。
なんだやっぱりアグニカはアーカード様、鉄オルはヘルシングなんじゃないか（安堵）

あ、全く関係ないですが、少年兵でアグみといえば、最近86というアニメを見まして、愉悦ワイン片手に暗い部屋でソファに足を組んで座ってディスプレイを眺める麻婆豆腐神父のように眉をピクリと動かしながら、ジョージさんボイスで「ほぉ……？」と呟くぐらいに、凄く、鉄華団です……！
（wikiを漁りながら）これバエルゼロズじゃないか？（パクり疑惑をふっかける屑作者）
ええやん！気に入ったわ！パクろ！（盗人）
今後の活躍を大いに期待しているよ（視聴続行を決意）


勢いに任せて謎の感想を書き連ねてしまいましたが、改めて、完結おめでとうございます。

本当にここまでお疲れさまでした。
一つのことをやり遂げるという行為、ご立派です！
この作品は永遠に残り続ける！！！！！！

それではまた次の感想で！
ちゃんと１００話分の感想書くからゆっくり待っててね❤

ジーク・アグニカ！！！！！！！

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