どうせ幻想郷が滅亡してしまうならもっと目立っておけばよかったと思う八雲紫の話
作者:

原作:東方Project
タグ:東方Project 八雲紫 タイムトラベル
パチュリー・ノーレッジの努力により開発されたタイムマシン。それを使って八雲紫は昔の幻想郷へとタイムトラベルした。なぜか? 滅びかけの幻想郷を守るためである。しかし運命を変えるのは難しいもので、一つ原因を防いでもまた別の原因で幻想郷は滅亡してしまう。それでも八雲紫はタイムトラベルを繰り返した、何度も、何度も。

だが彼女にも限界が来てしまった。タイムトラベルを止めた。

幻想郷を心から愛し、幻想郷を守るために生きてきた人生。今思えば少し後悔も残る。霊夢や魔理沙の楽しそうな姿を見て、八雲紫はもっと多くの人間、妖怪と関わりたいと思っていた。せっかく自分が作り上げたユートピア、もっとこの世界を堪能したい、もっとこの世界の住人たちとそれはまるで気さくな友達のように関わりたいと思っていた。

しかし、彼女はあくまで傍観者。そして幻想郷の管理人であり決して住人たちとは同じ立場ではない。……そのような経緯で彼女は多くの人間、妖怪と関わることができなかった。そしてあらゆることにおいて裏方へ回らざるを得なかった。

あれ……? 私ってタイムトラベル使えるんだよね? あれ、どうせ幻想郷が滅亡してしまうならもっと目立っててもよかったんじゃない? えっ、タイムトラベルして目立ってみようかな?

ここから八雲紫の暴走は始まる。
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