―――あれが…聖王の箱舟…か―――


―――そのようですね―――


―――死ぬにはぴったりの場所だ…この世界に絶望した俺みたいなクズの棺桶にしちゃ随分といい棺桶だがな…
なあ…このまま俺と戦ってもさ…死ぬだけだぜ?…お前はデバイスだ、俺に付き合う必要はないぜ?新しい持ち主を探しても…―――



―――私には意思があるのです、私ははるか昔に作られ…そしてここまで飛ばされて…マスターに会いました―――



―――ああ…お前は、俺が拾っちまった…俺なんかが…魔法を一切使えない俺が…俺みたいなクズが…お前みたいないいデバイスを拾っちまったな―――


―――マスター…私はあなたに拾われてよかったと思っています…わたしはデバイスながらも意志を持ちます…―――


―――ああ、お前は最高の…ほぼ完璧な意思を持っている…人間の持てるほぼすべての感情をもっている、だから死ぬのは怖いだろ?なら…―――



―――だからこそです…死ぬのは怖いですよ?でもですね、あなた以外のマスターは考えられません―――



―――嬉しいこといってくれるねぇ…お前だけが壊れるかもしれないぞ?―――



―――そのときは私のことを忘れないでください―――



―――お前は残って、俺だけが死ぬかもしれないぞ?―――



―――そうなれば私があなたの墓標となります―――



―――どっちも死ぬかもしれないぞ?―――



―――あなたと死ねるなら本望です―――




―――そっか…じゃあ……………行こうか!!!!!!!!!!!!―――

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