太陽がない雪の世界。大地は降り積もる雪で覆われて、海は凍り、季節は無くなった。とてもとても人々が生きていける世界ではないが、代わりの太陽を作り上げた東の神子により熱は失われていない。西には雪風を抑え込む巫女がおり、人々は辛うじて生きていられる。
故に世界の半分は雪がなく、世界の半分は雪原となっている。

 最果ての西に居る雪風の巫女様リイヴは、お腹を空かせながらも従者のイースレイと楽しく暮らしている。日に十時間の界律があろうとも、優しいナイトの彼と幸せそうだ。
最果ての東には、太陽の神子様焔が従者の水面と騒々しい毎日を送っている。

 ある日世界が、二人の結婚を熱望していく。
穏やかな毎日を過ごしていけたら……。そう思っている四人の元に、不穏の影が忍び寄り……!?

 これは、世界を背負う子供と、世界を憎む大人の物語。



※ノベルアップにも投稿しています。
https://novelup.plus/story/711185391

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