『伝説の大魔神 阿羅 羯磨(あら かつま)』が戦国時代の時に消え去ってから、長く時は流れ、21XX年。世界総人口の約八割の人々に「個性」という特殊能力が芽生え、日常は「超常」に、人は「超人」となった。そんな中、架空(ゆめ)は現実となり、注目されている職業が「ヒーロー」である。そして、正義がいる限り、また悪も少なからずいる。その悪は、総称して「敵(ヴィラン)」と呼んだ。これが今の社会である、個性社会という。そして、表の歴史がある限り、裏の歴史もある。そして、その裏の歴史を生きた血族、大古神家の末裔、「大古神 羯磨(おおこがみ かつま)」は、個性発現の兆しである、4歳の時に、医師に無個性と診断され、少し落ち込んでいた。その話を巨大な祠で二対の武神さまに話し、祈りを捧げ終わって祠を出ようとした時、突然、二対の武神像から光が放たれ、羯磨の視界を塞ぎ、広がっていった。そして気づくと、純粋で綺麗な青空と草花があるところにいた。そして、後ろを振り向くと、あの伝説の大魔神、阿羅 羯磨がいた。大魔神は、羯磨にこの世に生まれて一体何がしたいか?何を成し得るか?などの質問を聞かれ、羯磨は、ご先祖様のように強くなり、人を守りたい、助けたい、悪い人をやっつけたいと純粋に答えた。そして大魔神は、「その齢にして、さながら良き答えを聞いた」と褒め、最後に羯磨へ、未だにこの世に蔓延る悪を懲らしめる、新たな大魔神のとしての力、そして、伝説の大魔神が持つ記憶を羯磨に託した。そして、大魔神は光が眩しくなると同時に、微笑みながら、砂煙のごとく消え去っていった。そして元の場所に戻った羯磨はふと気づくと、「大魔神ノ剣」という、宝剣を手に持っていた。この出来事を境に、羯磨は、歴代のご先祖様のように強くなり、人を助け、そして悪を懲らしめられる、ヒーローという職業を目指すようになった。この物語は、大古神 羯磨のというもう一人の主人公が、敵(ヴィラン)にとって、畏怖するべき存在である「恐怖の象徴」を目指す、僕のヒーローアカデミアの物語である。